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Exception Story  作者: はりまる
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Turtle on aged #1

古から伝わる御伽噺。


「今日もお手合わせお願いします」


「よかろう」


1人の青年と人間と下半身と魚の上半身をしている者が相対していた。


「いきます」


青年の掌底。それを両腕で受ける魚人。


「腕を上げたな」


魚人も攻撃し始める。


加速、それから拳を振り抜く。


青年はしゃがみ足払いをかける。


それを跳躍し頭を反対の手で把持。膝を顔面めがけて入れにいく。


体を捻り、膝を拳で撃ち抜く。


魚人は後退した。


―


「今日もいい動きだ」


「ありがとうございます」


「それでは本気でいこう」


構えが変わる。それに呼応するように青年も構えを取る。


『海術…魚連!』


お互いの拳が打ち合わせられる。


砂浜の砂が拳がぶつかる度に飛び散っていく。


―


『海術…鯨貫』


重い一撃が辺りを吹き飛ばした。


―


「浦島殿、やはり強くなられた」


浦島「鮫(ミズチ)殿の海術のおかげですね」


鮫「何、助けてもらった命。手助けできるのであれば何よりだ」


浦島「それにしてもこんなに強いのにどうして?」


鮫「いえ…これでも最弱です。亀老師様には足元にも及びません」


浦島「亀が強いとはあまり思えませんが…」


鮫「亀老師は9000年以上生きています。年=強さとは限らないですが、強さが異海のネプチューン王にも引けを取らないとか」


浦島「全て御伽話のように感じますが、本当なのでしょうね。ぜひお会いしてみたい」


鮫「少なくとも私に勝ち、三魚に勝てなければ亀老師にすら会えませんよ」


浦島「それでは引き続きお願いしますね。生きているうちにその王と会ってみたい」


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