Ogre slayer of peach #5
「お前はいつも寝てばかりだな」
桃太「師匠が荒っぽいからではないでしょうか…」
「ここに来てからもう1年経つのに、未だに師匠呼びか。私にも名前があるというのに」
桃太「そうなんですか?ずっと師匠は師匠だと…」
「私にも流という名前がある」
桃太郎「でも師匠は師匠ですからね」
流「…天乃逆撫」
―
流「ふむ…桃源流の総術を覚えたな。全部で2年。長かったな」
桃太「これで全てですか」
流「あとは自分で派生をさせていくことだな。私が知っていることは全て教えた」
桃太「これだけで強くなれたのでしょうか…」
流「それに…落ち落ちしている暇も無くなりそうだ」
桃太「どういうことですか?」
流「そうか、桃太には感じることができないか」
そういうと師匠は手を繋いできた。
桃太「え」
流「今から桃太の村の状態を教えてやる」
頭の中に懐かしい光景が見えてきた。
―
太郎「逃げろ!鬼の軍団が現れた!ここもそんなには保たん!」
―
桃太「父様!?」
流「あの聡明な男が桃太の父か…」
桃太「早く戻らねば!」
流「行ってどうする?」
桃太「父様に加勢しないと!」
流「無理だな。今のお前が言っても死ぬだけだ」
桃太「え…?何の為に2年も修行したんですか…?」
流「鬼の強さか緑→青→赤→紫→黄→黒の順で強くなる。そしてお前が勝てるとしても良くて赤が限界だろ
う。しかも一対一でだな」
桃太「そんな…黄の鬼も五十は居た!」
流「私でも黄一体が限界だろうな。だからお前はさらに強くなる必要がある」
桃太「どうやって…?」
流「私が鬼の軍団を足止めする。その間にお前は強くなれ。何。2年くらい持ちこたえてやろう。力を…そし
て仲間を探せ」そういい、桃太の体が光に包まれた。
Ogre slayer of peach stop once




