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Exception Story  作者: はりまる
42/48

Match seller woman #2

輝夜「アニーはいつからここにいるの?」


アニー「生まれた時からずっと」


輝夜「この街について教えてもらってもいいかな」


―


輝夜「数年前からずっと雪が降っていると…」


アニー「そうなんだよね…おかげでずっと寒いの」


輝夜「原因は?」


アニー「わからない。わかってたらみんな困ってないよ」


輝夜「あんまり困っているように見えないけどね」


アニー「寒すぎて酒浸りしているからね」


輝夜「酒浸り?」


アニー「お酒にお金を出す。だからみんな買ってくれない」


輝夜「そうか…それなら酒場を全て潰せば問題なさそうだな」


アニー「あれ?酒場潰しの人?」


輝夜「あれは勝手に潰れているだけじゃない?」


アニー「そうなんだ…」


輝夜「それでアニーの家は?」


アニー「家?家なんかないよ」


輝夜「親は?」


アニー「いないよ」


輝夜「この寒空の下1人で?」


アニー「行くところもないから」


輝夜「それじゃ私が休んでいるところにでも行く?」


アニー「お金は無いんじゃないの?」


輝夜「言ったでしょ。暖まるお金がないの」


アニー「なんで泊まるお金はあるの?」


輝夜「寒空の下眠ることができないから」


―


アニー「暖かい…」


輝夜「燃やさないでね」


アニー「見ててくれるんでしょう」


輝夜「それじゃお風呂も一緒に入らないとね」


アニー「お風呂?」


輝夜「浴したことないのか?」


アニー「?」


輝夜「付いてきなよ」


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