Match seller woman #2
輝夜「アニーはいつからここにいるの?」
アニー「生まれた時からずっと」
輝夜「この街について教えてもらってもいいかな」
―
輝夜「数年前からずっと雪が降っていると…」
アニー「そうなんだよね…おかげでずっと寒いの」
輝夜「原因は?」
アニー「わからない。わかってたらみんな困ってないよ」
輝夜「あんまり困っているように見えないけどね」
アニー「寒すぎて酒浸りしているからね」
輝夜「酒浸り?」
アニー「お酒にお金を出す。だからみんな買ってくれない」
輝夜「そうか…それなら酒場を全て潰せば問題なさそうだな」
アニー「あれ?酒場潰しの人?」
輝夜「あれは勝手に潰れているだけじゃない?」
アニー「そうなんだ…」
輝夜「それでアニーの家は?」
アニー「家?家なんかないよ」
輝夜「親は?」
アニー「いないよ」
輝夜「この寒空の下1人で?」
アニー「行くところもないから」
輝夜「それじゃ私が休んでいるところにでも行く?」
アニー「お金は無いんじゃないの?」
輝夜「言ったでしょ。暖まるお金がないの」
アニー「なんで泊まるお金はあるの?」
輝夜「寒空の下眠ることができないから」
―
アニー「暖かい…」
輝夜「燃やさないでね」
アニー「見ててくれるんでしょう」
輝夜「それじゃお風呂も一緒に入らないとね」
アニー「お風呂?」
輝夜「浴したことないのか?」
アニー「?」
輝夜「付いてきなよ」




