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Exception Story  作者: はりまる
31/48

Naked king #1

Turtle on agedの続きです。

「ここは何処だ…」


1人の青年は浜に打ち上げられた。


浦島「そういえば海底を彷徨って…息が続かなくなったんだっけ…」


辺りを見回すが、人が見当たらない。


浦島「何処まで来たんだろうか…」


見たことのない光景に少し焦燥感を覚える。


「そこのボーイ。見ない顔だね」


浦島「あ…あなたは?」


「我はこの国の王である」


浦島「浦島と申します」


「ミスター浦島。何処から来たんだい?」


浦島「小さな島です。名も無い島です」



「そうか、まずはその濡れたボディをそのままにしてはいけない。我が城へ来るが良い」


浦島「よろしくお願いします」


―


浦島「すみません、ここはなんと言う国なんですか?」

「ここはアルセン国。いい国だろう?ボーイ」


浦島「そうですね。なんというか着られているものが不思議ですね」


「ここはシルクや色々なものを作っているんだ。商業的にも発展している場所だからね」


浦島「なるほど…だから厚着なんですね?」


「そうだなぁ。そう言うことにしておくか」

浦島「それにしてもみなさん色味がさまざまですね」


「服の多さ、派手さがその家の象徴のようなものだからな」


浦島「それだと王様のはずなのにそこまで派手ではないんですね」


「顔パスみたいな。別に派手にしなくても顔がいいからさ」


浦島「確かに端正なお顔立ちだと思います」


―


「王よ…。勝手に外を出歩かないでください。どれだけ兵が慌てていると思っているんですか」


「少し訓練をしに海まで行ったらこのボーイが居てな。服が濡れているみたいだから乾かしてくれ」


浦島「お世話になります」


「乾かすのはいいですが…代わりの服がないのでは」


「我の服を貸せばいいだろう」


「それは…」


「大丈夫だ。あいつも強い」


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