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Exception Story  作者: はりまる
30/48

Red hood lady #5

アリス「ごめんなさい」


桃太「謝っている暇はない。もう1匹いたんだ」


アリス「行きましょう」


―


近くにはいなく匂いを辿ってきた。


アリス「村が…」


桃太「この匂いは…さっき嗅いだ匂いより強い…」


家の壁に紅い液体が垂れている。


それも其処彼処に…。


アリス「人狼は食べた人間の数だけ強くなります…」


自宅から出てきたアリスは涙を浮かべていた。


その時、気がついた。全方位から鉄臭い匂いを感じる。


おそらく、誰も生き残ってはいないだろう…。


―


アリスが泣き止むまで待った。全意識を集中させながら…。


そして一つ、どんどん強い獣臭が近づいてくる。


桃太「ついに来たみたいだ」


家の中にいた獣が可愛く見えるような大きさにまで成長していた。


桃太「お前…何十人喰った」


「10から数えていない…2匹食えることは決まっているみたいだがなぁ」


口の端から涎が垂れる。


桃太「そうか…桃源流…総―」


アリス「桃太、待って」


桃太「アリス?どうした?」


「女子の肉は美味い。最後に喰ろうてやる」


アリス「人…殺したんだから…自分が死んでも文句は言われないよね」


アリスの服の中から両手に何かを持つ。


アリス「跳弾掃射<エンドワルツ>」


乾いた音が連続して聞こえる。


そして放たれたものは家の壁などを跳ね、人狼を穿つ。


穿った後も再び、跳弾し、人狼を穿つ。


―


アリス「お母さん…みんな…ごめん…」


アリスは泣き崩れた。人狼は動かなかった。


桃太「俺と一緒に来ないか」


アリスは泣きながら…コクリと頷いた。



Ogre slayer of peach→Red hood lady stop once

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