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Exception Story  作者: はりまる
25/48

Bowl on little boy #5

一寸「珍しい。蓬莱山を登る人間が。声をかけてみよう」


―


「どこからか声が聞こえるが、一体なんだ?仙人様でもいるのか?」


「下です!下!」


「ん…うわ、こんなに小さいのがいるのか。何してるんだ?」


一寸「莱草を採りにきたんですが、あなたは?」


「ああ、俺もその莱草というのを採りに来たんだが、最近魔物がいないと聞いたからな。それで」


一寸「そうなのですね。莱草は頂上付近にあります、ですが道が急なので気をつけてください」


「そうなのか。その身体だと不便だろう、俺の肩に乗るか?案内してくれれば運ぶぜ」


一寸「本当ですか。辱いです」


「困ったときはお互い様だ。俺は縁(エニシ)よろしくな」


一寸「一寸です。よろしくお願いします」


縁の肩に乗せてもらい蓬莱山を登る。


一寸「すごい、こんなに早く登れるなんて」


縁「そうか?まぁ、この身体だと時間かかるだろうな」(最悪このガキ殺して一儲けだな)


一寸「もう着きますよ」


縁「そうか、案外近くまで来てたんだな」


一寸「ほら、あそこに生えている草が莱草です!」


縁「…」


一寸「縁さん、どうしましたか?」


縁「あそこにいるデケェ化け物はなんだ…?」


一寸「化け物…?そんなものみたこと…」


縁が指差す先には動く黒い岩のような…


縁「化け物じゃねぇか…お前、俺を騙したな!」


一寸「知りません!でもそんなこと言っている暇はありません!何とかしないと!」


縁「俺は逃げる!勝手にしろ!」


一寸は振り落とされた。枝を持ち、願う。


一寸「槍を!」伸びる枝は地を穿つ。それからゆっくり降りる。


大きな黒い化け物は地を這い、縁を追っていく。


一寸「あのままじゃ!」


ことの重大さに気づき、猪口に飛び乗り川を下る。


一寸「母様!薬師様!お隣様!」


前日雨が降っていたからか川の流れが激しい。


一寸「間に合ってくれ!」


Bowl on little boy stop once.

Ogre slayer of peach START.

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