Ax man won bear #4
銀太「今の音…金太が戦闘に入ったってことか…ここまで聞こえる攻撃をするってことは…相当強い…それに…洞窟潰さないでくれよ…」
金太を信じて、洞窟を突き進む。
―
金太「おいおい…さっき一体倒したばかりだろうが…」
薙ぎ払われた木々が倒れ、一体の猪を倒したのをこの目ではっきりと見たはずだ…。
なのに何故…今、目の前に猪が10体以上いる。
金太「しかも全ての猪の額にバツ印…少しはバツ印が変わっててくれればよかったが全体同じ大きさっぽいな…一体どうなってやがる…」
先頭の2匹が突進してくる。
金太「剛力…破双」
鉞を地面に突き刺し、両手を突き出す。
振り抜いた直後に遅れて風が起こる。
その風は猪を穿つ。
その後ろから立て続けに猪が突っ込んでくる。
金太「はぁ…いい加減諦めろよ…」
呼吸を整える。
金太「剛力…連國」
鉞を振り回す。
一振り一振りで猪を蹴散らす。
金太「オラオラ!加減しねぇぞコラァ!」
猪を飛び越え、切り。猪を避け、切る、
金太「…なんか増えてる気がするぞ!」
切っても、切っても減る気配がない。
金太「どうなってやがる…!」
後ろを確認する。確かに猪の死骸はある。
金太「生き返っているわけじゃないとしたら…ずっと増え続けているのか…!」
―
銀太「さっきから…穴潰さないでくれよ…」
歩き続けてやっと中核部と思われる場所へ辿り着いた。
その光景を見て唖然とした。
銀太「なんで猪が産まれ続けているんだ…?あの珍妙な門は一体…?」
銀太は見たことがなかった。猪が出るたびに光る門のようなもの。
産まれた猪がどんどん他の方向へ向かっていく。
銀太「あの門を壊さないとこの騒動は収まりそうにないな…」
鉞を抜き、呼吸を整える。「金剛力…爪華撃」




