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Exception Story  作者: はりまる
12/48

Ax man won bear #2

銀太「ふぅ…いい汗をかいたな」


金太「全く…いつまで言いつけを守らなければいけないんだ」


銀太「生きている間ずっとだろ。死ぬ前に父様とそう約束しただろう」


金太「その時のノリだろ」


銀太「それでも約束はしたんだ。男なら守らないとな」


金太「はぁ…もう俺たちも14だろ?そろそろ自立してもいいんじゃないか?」


銀太「どこにも行くが当てないだろう。それよりも爺さんたちが獣を見かけたらしい」


金太「冬前の籠り支度か?」


銀太「わからないけど、行くしかない」


金太「旨そうな肉でもあるといいな」


銀太「そもそも食える肉だったらいいが」


―


「おお、銀に金。よく来てくれた」


金太「爺も長生きだな」


「まだまだ現役じゃよ」


銀太「それで?獣というのは?」


「それがな…猪…だと思うんじゃが…」


金太「だと…思う?」


「それが禍々しい気を放っておってな。死人は出ておらんが、重傷なものが多くての」


金太「怪我する前に呼べばいいのに。爺たちも現役でもできることとできないことがあるんだからよ」


「そうじゃな」


銀太「それで何匹いるんですか?」


「全員同じものに攻撃されたと言っている。額にバツ印がついたものだと言っておる」


金太「それじゃ行ってくる。爺たちは安全なところに」


―


銀太「それにしても久しぶりだな。昔熊と相撲した以来じゃないか?爺さんたちが倒せないほどの獣が出るなんて」


金太「そういえばそんなことあったなぁ」


銀太「あれ以来あの熊にも会ってないけど元気にしてるかな」


金太「どうだろうな」


銀太「鍛えているからまた勝負したいな」


金太「そんなこと言ってもやつが鍛えたりするとも思えないが…」


銀太「…金、足跡だ」


金太「…爺たち一体って言っていたよな…」


銀太「明らかに1匹や2匹の足跡じゃないな…」


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