迷惑な少女
心に生活リズムというものを教えるためにも、
9時半には寝ることにした。
空は洗いものや掃除など、
朝にやらなかった家事などはすべてやった。
その後、心の髪の毛を乾かしてあげた。
髪の毛が長いにつれ、多いため、
完全に乾くのに40分以上かかった。
このような重労働をした後、
やっとひと段落をつけて寝た。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「ふあぁ⋯」
――ちょっと⋯のど渇いたな⋯。
のどが渇き、目がさめた空は
水分補給にと、台所へ向かおうとすると、
わずかな光が、少女を灯していた。
空「うわぁ!?!?!!?」
と、思いきや、少女の瞼は全開だった。
一見、起きているのか寝ているのかもわからない。
心「どうした。そんな大声を出して」
空「まだ起きてたの⋯!?」
心「寝る方法がよくわからない。」
空「そんなこと言われても⋯;;
体調崩すよ?? てか明日、
猛烈な眠気が襲うと思うんだけど⋯」
心「どーやって眠るのだ。」
空「話聞けよーっ><。
と、とにかく!! 目をつぶってれば
そのうち、意識が遠のいて、眠れるさ。」
心「なぜ意識が遠のくのだ」
空「それが人間のメカニズムなんだよ」
やっと理解したようだった心だったが、
寝て5分後、「やはり眠れない」と
起こされる羽目になる空だった。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
-翌日-
心「これが、眠いということなのか??」
空「あぁ、絶対にな。
目がショボショボしてるもん」
空が半分怒りの声で返答した。
心「悪かったな⋯起こしてしまって。」
空「こっちもいい迷惑ですよ。
⋯もうひと寝入りとするか⋯。」
今日はなんの予定もない、
というより、いつもないのだが⋯。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
空「うわっ!!」
その言葉に、心が起きる。
心「むにゃ⋯
なんだ、さっきから
大声ばかりだしおって。」
心は、寝るのは遅いが寝起きはいいようだ。
空「君は、俺とこんなに顔が近くても
びっくりしないのか??
ましてや寝起きに!!」
そういえば、真理亜は心の衣服などは
送ってくれたが、ベットなどの家具は
送ってくれていない。
空はもちろん、シングルベットに寝ている。
2人も入るとぎゅうぎゅうで、
互いに息がかかるほど近い。
心「何、顔を赤くしている。
別に僕は違和感は感じないが?」
空は、あわてて起き上がり、
空「俺⋯朝飯作ってくるから!!」
と、一言告げ、走って逃げて行った。
心「⋯??」




