不思議な少女
空「心⋯時間は読めるんだね。」
心「機械だったら時間が読めるのは当たり前だ。」
空「でも、もう心は機械じゃないよ。そういえば
心、オシャレとか興味ないの??」
心「⋯オシャレなどしてどうなるという。
それで人間に近付いたと言えるのか?」
空「いやっ、心はその洋服も似合うよ。」
すると、心は自分の衣服をみる。
この服は、真理亜が心と一緒に送ってくれたもの。
衣服や食料なども、一緒に送ってくれた。
しかし、それ以外のものはなく、少し不便に思うところもあった。
心は、黄色のキャミソールワンピを着ていた。
その上にカーディガンを羽織り、
腰まで伸びる亜麻色のふわふわの髪の毛が
花畑をイメージするようなコーディネイト。
元ロボットとは思えないほどのファッションセンスを持っていた。
服を送ったのは真理亜だが、選んだのは心。
空「心は⋯ロボットのころは、オシャレとかした??」
心「人間に服を着せられていた。
それを僕が真似ただけだ。」
空「そうか⋯。」
さりげなく、空が時計を見ると、
もう時計の針は8時を指していた。
空「風呂⋯入る??」
心「風呂というものは、このような時間に入るのか。」
空「うん⋯僕は⋯いつもこんぐらいに。」
空は、準備を始めてくれた。
バスタオル、寝巻、そのほかにも、シャンプーやリンスや
ボディーソープの使い方など、心に説明したが、
「なぜそれだけで泡がたつ。」と、あまり理解はしていなかった。
空「じゃあ、そっちで着替えてて!!」
心は脱衣所、空はトイレで着替えることにした。
空「着替えた?! 終わった?!」
心「あぁ。」
ドアを開けると、細身のきれいな肌をした心が現れた。
心「しかし、なんで隠す必要がある。」
空「いや⋯タオルまかなくても恥ずかしくない??」
心「なんとも思わないが。」
空「そうか⋯心には感情が少ししかないもんな⋯。」
心「お前は恥ずかしいのか??」
空「ああ、もちろんさ!!」
心は不思議な顔をして、浴室へとはいって行った。
空があわてて入ろうとすると、
心はすでに浴槽に入っていた。
狭くて、1人ではいるのもギリギリな
風呂に2人も入るのかと思うと、
浴槽の水の色が入浴剤により、
白く濁っていてよかったと思う空だった。
向かい合うのがなんとなく恥ずかしかったため、
背中合わせで浴槽に入っていた。
心「次はどうするのだ。」
空「えっ?!」
その声に心がこっちを振り向き、
空の顔をずっと眺めている。
すると、空は段々恥ずかしくなり、
顔が赤く染まっていく。
心「なぜ顔を赤くしておる。
そんなに暑いか?」
空「ダイジョブだよ⋯^^
君も⋯もうじきにわかるよ⋯
それより!! もう湯船から上がって、
シャンプーしない??」
心「ああ⋯いいが⋯」
隅に置いていたタオルを手に取り、
隠す場所は隠して湯船から上がった。
心「シャンプー⋯とは⋯なんだ??」
空「こうやって、シャンプーを手にとって、
手である程度泡立ててから、
頭につけてマッサージするように洗うんだよ」
心「⋯!! ⋯こうか??」
空「そう!! 上手^^」
⋯空は、心の過去の話を聞いた。




