↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
21/22

偉大なる少女


そのまま空は2人に紅茶を入れ、


まったりしていた。


空はソファの上で本を読んでいたし、


凛は何をしていたのかは知らないが、


亜騎はパソコンやら何やらをバックから取り出し、


なにやら操作をしていた。


すると、凛がいつのまにか寝ていた。


空「やっぱコイツも子供じゃねえかっ。」


亜「凜は見た目以上に幼い。」


亜騎は表情もなく言い放つ。


空「そーいう君はどーなんだ?」


亜「空に個人情報は教える気はない。」


依然、亜騎の表情は変わらない。


空「凜は年とか性別とか全部

  公開してるようだけど、いいの?」


亜「そもそも凛と私はパートナーというだけで

  特にそれ以上の関係はない。」


空「そうか? 俺にはそうは見えないが…」


凛と亜騎は似てないわけでもない。


容姿は凜は銀髪に程近いプラチナブロンドで


ショートぐらいの長さの髪の毛を後ろで結っている。


一方、亜騎はキレイ過ぎるといってもいいほどの


黒髪で構造色が輝き、紫に見える。


無造作なショートだが、髪の毛は整っている。


2人とも顔は大人びていて、とても中性的。


亜騎は10代後半に見えてもおかしくないが、


凛のパートナーというのだから、


それほど年は離れていないだろう。


凛も最初に見たときは14歳ぐらいだと思ったが、


言動においては尚且つ幼い。


しかし、2人は目が似ている。


亜騎は滅多に笑わないため、凛との比較が分からないが、


凛が寝ているときに似ていると空は気付いた。


また、2人とも肌が真っ白である。


―――俺とは比べ物にならないな。

   2人とも顔が整いすぎなんだよ。


空「凛の髪色、すごいな…

  染めてるの?

  根元のほうが色が濃い。」


亜「これは諸事情があってな…

  でも、すべて地毛だ。」


凛の髪ゴムを解いてみると、


余計に髪色が輝いて見えた。


心の髪色もきれいで、揺れるだび輝いていた。


―――元ロボットは皆そうなのかな…


そんなことを空は思いながら


2階の部屋に連れて行こうと凛を抱きかかえた。


すると、凛が微笑んだように見えた。


亜「どーせ凛のことだから

  そこらへんのソファでも気持ちよさそうに寝るぞ?」


空「風邪引いちゃうでしょ?」


亜「空は世話焼きだな。」


空「家族と一緒に暮らしたこと殆どないからね…

  新鮮。どうせなら別にここに住み着いても

  いいんだけどね。」


亜「それだとこちらの面目がない。」


空「亜騎がいいならそれでいいけど。」


空はそういい、凛を連れて行く。



 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆



空が凛をベットに寝かせて1階へ戻ると


亜騎は大きな荷物を持っていた。


空「それは何?」


亜「着替え。なんなら見せてやってもいいけど?」


空「ぼ、ぼ、僕は遠慮する;」


空がそういったのを聞くと、亜騎は少しだけ微笑む。


空「そーいや亜騎も元ロボット?」


亜「教えない。」


空「どんだけ教えてくれないんだよ」


亜「私がお前に言って、お前が鶴谷真理亜に

  何か情報を流せばさまざまなところに流出する。

  そんなことが起こる前から私が空自体に

  何も言わなければ済む話だ。


空「そんな…」


亜「…といっても、

  機関には既に流出している情報もあるがな。

  私たちがここに派遣されたことも。

  もう既に、バレているはずだ。」


空「つまり、僕と亜騎の関係が途切れない限り、

  何も教えてくれないってこと?


亜「考える。」


空「え?」


亜「私が空を信頼するまでに至れば

  空が昇進した証拠だ。」


空「そんなに用心深い亜騎が

  僕に信用なんて置けるわけないだろ…」


亜「大丈夫だろう…初期号を信頼させるまでの

  能力が空に備わっているんだろ?」


空「心?」


亜「初号機(こころ)のことは少々伺っている。

  最初から自分の意思(こころ)をもたないのに

  よくもあれほど会話をしたり教えたりすることができたな。」


空「…?」


亜「凛は最新の最新の最新の技術を使って蘇らされた。

  それでも自身の意思能力を育てるには苦労したものだ…。」


亜騎は、やれやれといわんばかりに首を振る。


亜「しかし、心の場合はよりによって初期だろ。

  それを1人でやってのけるとはな…。

  感心。」


空「それほど元ロボットが意思表示を表すのに

  苦労するのか?」


亜「まあな…。また、半ヒューマノイド体が

  意思表示をするのは信頼した人間のみ。」


空「じゃあ結局、君も元ロボット?」


亜「…しょうがない。

  それだけ教えてやろう。

  私は、最新の最新の技術をもってして作られた

  半ヒューマノイド体だ。」



心さんかっこいいっす!!(○>ω<○)


って、作者が言うのはどうかと思いますがw


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。