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第四十話 初心者ダンジョンにて

ダンジョンの入り口に到着すると

サンドラからの説明が入る。


「さあ、ダンジョンの入り口まで来たわね。アルちゃん、ギルドに入ったときにもらったギルド証をここにかざしてみて。そうすると認証されて、扉が開くわ」


 アルフォンスが言われた通りにギルド証をかざす。


 すると、重そうな扉がゆっくりと開いていった。


「ようやくダンジョンか……!」


 アルフォンスの胸が高鳴る。


「さあ、ダンジョンに入ってからは、

こっからはアルフォンス、あんたの指示で動くわ」


 シャロにそう言われると、アルフォンスは気が引き締まった。


「わかった!」


 アルフォンスは先頭に立って歩き出す。


 そして最初の十字路に差しかかった、

そのときだった。


「ちょっと待ちなさい!」


 シャロに呼び止められた。


「え?」


「なんでマッパーのあんたが先に行くのよ」


「えっと……?」


「役割を考えなさい。講義で最初に言っていたことでしょう」


「……?」


 アルフォンスは首を傾げる。


「みんなが見知ったメンバーで組んでいるなら、役割分担は自然とはっきりしている。でも、初めて組んだばかりのパーティーならどうするの?」


「……あ」


 アルフォンスは講義の内容を思い出した。


「まずは……自己紹介?」


「そう。誰が何をするのかわからないのに、役割分担なんてできないでしょう」


 シャロは呆れたように言った。


「ちゃんと覚えてるじゃない。それなら大丈夫よ。それじゃ、改めて自己紹介してちょうだい」


「うん!」


 アルフォンスは背筋を伸ばした。


「僕はアルフォンス。このパーティーではバックアップとして、マッパーと食事の管理、それから道具の管理を引き受けます」


「それじゃあ私はシャロ」


 シャロが続ける。


「役割は斥候。それと、中衛から毒を使って攻撃するわ」


「そして私がサンドラ。前衛でみんなを守るわ」


 三人の自己紹介が終わる。


 シャロはアルフォンスを見ると、少しだけ口元を緩めた。


「確かに、あんたの指示で進むとは言ったけどね」


「うん」


「あんたが先頭に立つって意味じゃないのよ」


「……なるほど」


「ちゃんと自分の役割をこなして、みんなで協力する。それがパーティーってもんよ」


 アルフォンスは大きく頷いた。


「わかった。じゃあ僕は、みんなの後ろから地図を見ながら指示を出すよ」


「そう。それでいいの」


「それと、地図を書くときには必ず足を止めて書くこと」


「え?」


「ただの道中なら、

歩きながら周囲を記憶していけばいい。

でもダンジョンでは、

どこにトラップがあるかわからないでしょう?」


「だから、地図を書くときは

必ず安全な場所で足を止めて確認する。

怪しいと思った場所には、

まず安全確認をしてから近づくこと」


「自分の目で確かめたいなら、なおさらよ。

安全が取れてから行くこと。」


「……わかった」


「そして、持ち帰った情報があれば、

それをまた地図に書き込む。

地図っていうのは、一度描いたら終わりじゃないの。

みんなが持ち帰った情報を積み重ねて、

どんどん安全な地図にしていくのよ」


アルフォンスは地図を見つめた。


講義で習ったことが、今になってようやく実感できた。


地図は、道を示すだけのものではない。


誰かが無事に帰ってくるために、残すものなのだ。


 こうして三人は、それぞれの役割を確認してから、初心者ダンジョンの奥へと進み始めた。


三人がしばらく歩いていると、

アルフォンスが突然声を上げた。


「あっ!」


「どうしたのよ?」


「見て。あそこ、水が湧いてる。それに……薬草も生えてるよ」


 壁際を見ると、岩の隙間から清らかな水が流れ出している。


 その周囲には、いくつもの薬草が群生していた。


「シャロさん、あれって大丈夫かな?」


「ちょっと待ってなさい」


 シャロはすぐにアルフォンスを止めると、周囲を警戒しながら水場へ近づいていく。


 まずは水場の周辺。


 魔物の気配はないか。

 罠が仕掛けられていないか。

 毒性のある植物や、危険なものが混じっていないか。


 ひとつずつ確認していく。


「……大丈夫ね」


 周囲に危険がないことを確認すると、今度は水そのものを調べ始めた。


 シャロは鞄から試験紙を取り出し、水に浸す。


 しばらく待ってから、色の変化を確認する。


「正常」


「飲める?」


「ええ。ただの水みたいね」


 シャロは振り返った。


「アルフォンス、こっち来て。大丈夫よ。この水も飲めるやつみたい」


「本当?」


「ええ。でも、勝手に飲みに行ったりしないこと。ダンジョンでは『飲めそう』と『安全』は別だからね」


「わかった!」


 アルフォンスは頷くと、水場をじっと見つめた。


 そして、薬草の群生地にも目を向ける。


「じゃあ、この薬草は……?」


「それも今から確認するわ」


 シャロはしゃがみ込み、薬草を一本ずつ観察し始めた。


 講義で習った知識が、目の前のダンジョンで生きている。


 アルフォンスはそれを見ながら、改めて思った。


 ――勉強しておいてよかった。


 地図だけじゃない。


 自分が覚えた知識もまた、みんなが無事に帰るための道しるべになるのだ。


アルフォンスは、もう一度周囲を見渡した。


 ここは通路の角地になっている。


 周囲を見渡しても視界がよく、先ほどシャロが確認した限りでは、罠もない。


 そして何より、水源が確保できている。


「……あ」


 アルフォンスは、あることに気づいた。


「ここって……キャンプに向いてるんじゃないかな?」


「キャンプ?」


「うん。角にあるから周囲を見渡しやすいし、危険がないことも確認できてる。それに水もある」


 アルフォンスは自分の考えを二人に伝えた。


 シャロは少し考えてから、頷いた。


「そうね。あんたの言う通り」


「本当?」


「こういうふうに視線が通りやすい場所。そして危険がないと確認できている場所。さらに水源まで確保できる」


 シャロは周囲を見渡した。


「そういう場所なら、ダンジョンでもキャンプ地になりうるわ」


「なるほど……」


「ここが初心者ダンジョンじゃなくて、もっと危険な一般のダンジョンだったとしても、この場所をベースキャンプにするのは十分ありえるわね」


 アルフォンスの顔が少し明るくなる。


「じゃあ、この場所も地図に書いておいたほうがいいね」


「もちろん」


 シャロが笑う。


「それもマッパーの仕事よ」


「うん!」


 アルフォンスはその場に腰を落とす。


 そして、コンパスを取り出した。


 方角を確認し、現在地を確かめる。


 水場。


 薬草の群生地。


 そして――キャンプ適地。


 アルフォンスは一つずつ、丁寧に地図へ書き込んでいった。


 それはまだ、ほんの小さな地図だった。


 けれどアルフォンスには、それが少しだけ誇らしく思えた。


アルフォンスは、改めて周囲を見渡した。


「それに……僕がこの場所を気に入った理由は、もう一つあるんだ」


「もう一つ?」


シャロが首を傾げる。


アルフォンスは、足元の水場と、その周囲に生えている薬草を見ながら言った。


「ここには水があるよね」


「ええ」


「それに、薬草になる素材も手に入る」


アルフォンスは少し嬉しそうに続ける。


「ってことは、ここで回復薬を作れる」


そして、水場へ視線を戻した。


「水があるから、ご飯も作れる」


「……」


シャロが黙ってアルフォンスを見る。


サンドラも、どこか微笑ましそうに彼を見ていた。


「地図を書ける。安全な場所を見つけられる。薬も作れる。料理もできる」


アルフォンスは、自分の胸に手を当てる。


「僕の戦場としては、ぴったりだよ」


その言葉には、戦う者としての気負いはなかった。


自分にできることを見つけた。


そんな、素直な喜びだけがあった。


アルフォンスは少し考えてから、地図に目を落とす。


「……いや」


そして、三人を見て笑った。


「僕らのホームポイントだね」




ホームポイントを見つけてから、

アルフォンスの動きは早かった。


「じゃあ、こっちに進もう」


アルフォンスの指示に従い、三人はダンジョンの中を進んでいく。


道を歩きながら地図を確認し、分かれ道では立ち止まって記録する。


そして、少しでも怪しいと思った場所があれば――


「シャロさん、あそこ。ちょっと確認してもらってもいい?」


「はいはい。任せなさい」


シャロが慎重に先へ進み、周囲を確認する。


時には、実際に罠が仕掛けられている場所もあった。


もっとも、ここは訓練用のダンジョンだ。


人が大怪我をするような危険な仕掛けは用意されていない。


それでもアルフォンスにとっては、大きな経験だった。


「……なるほど。こういうところが怪しいんだ」


最初はシャロに言われなければ分からなかった場所も、少しずつ自分で違和感を覚えられるようになってきた。


地形。


足元。


壁の傷。


不自然な配置。


そうした小さな違いを見つけては、立ち止まる。


確認する。


そして、安全が分かれば地図に書き込む。


一つ一つの経験が、アルフォンスの中に積み重なっていった。


やがて、シャロが地図を覗き込む。


「よし。結構マップも回ったね」


アルフォンスも地図を広げる。


「うん」


そこには、これまで三人が歩いてきた道と、確認した場所がしっかりと記されていた。


シャロが奥を指差す。


「これで、あとは奥の方を残すだけかな」


ダンジョンの奥へと進んでいく。


やがて三人がたどり着いたのは、一つの小さな部屋だった。


そして、その部屋の中央には――

一つの宝箱が置かれていた。


「おお……」


アルフォンスが思わず声を漏らす。


「これで終わりなのかな」


そう言いながらも、すぐには宝箱へ近づかない。


「シャロさん。一応、念のため確認してもらっていいかな」


「ええ。ちょっと待って」


シャロはアルフォンスを止めると、慎重に部屋の中を確認し始めた。


壁。


床。


天井。


部屋の隅まで目を配る。


「……うん」


しばらくして、シャロが頷いた。


「この部屋には、特に罠はなさそうね」


そして宝箱へ近づき、周囲を確認する。


「宝箱も……特に変な仕掛けはなさそう」


少し身をかがめて、鍵の部分を見る。


「鍵がかかってるだけみたい」


アルフォンスはほっと息をついた。


「そっか」


ここまでの道のりで、アルフォンスは何度も立ち止まり、確認し、地図へ記録してきた。


そして最後の最後まで、その手順を忘れなかった。


「じゃあ……開けてみようか」


三人の視線が、宝箱へ集まった。


箱を開けると、そこには一枚の羊皮紙と、小さな宝石が入っていた。


羊皮紙には、こう書かれている。


『初心者ダンジョン到達証明』


「えっ……これって、もらってもいいのかな?」


アルフォンスが驚いたように尋ねる。


「これは誰がなんと言おうと、あんたのよ」


シャロは呆れたように言った。


「その証明書と宝石を提出して、講義は終了。これであんたは初心者ダンジョンの実地訓練を修了したってこと」


「そっか……」


アルフォンスは証明書を大事そうに見つめる。


「どうにか、できたんだね」


そして、二人へ向き直った。


「シャロさん、サンドラさん。ここまで連れてきてくれてありがとう」


「おバカ。あんたのためじゃないわよ。これが仕事だし」


シャロはそっぽを向く。


するとサンドラが、くすりと笑った。


「アルちゃん、ごめんね。この子、照れちゃって」


「照れてない」


「はいはい」


「照れてないってば!」


三人はそんなやり取りをしながら、宝箱の周囲を確認する。


「それじゃ、この宝箱にもマークをつけて……」


アルフォンスは地図を広げ、宝箱の位置を記録する。


「できたー……」


そこで、ふと手が止まった。


「あれ?」


「どうしたのよ?」


シャロが尋ねる。


「なんかね……ちょっと違和感があって」


アルフォンスは地図を見つめる。


「僕たちがホームポイントにした反対側のエリアって、何もなかったじゃない?」


「そうね」


「でも、このマップを見ると……」


アルフォンスは地図の左右を見比べる。


「このダンジョン、基本的に左右対称になってる」


そして、まだ書き込まれていない部分を指差した。


「でも、ここにはまだ空白がある」


「……」


シャロも地図を覗き込む。


「これって……」


アルフォンスは顔を上げた。


「隠し部屋とか、あるんじゃないかな?」


シャロの口元が、少しだけ上がった。


「面白そうじゃない」


そして彼女は、空白の部分を指差す。


「行ってみましょう」


目的の場所まで戻ってくると、三人は周囲を見渡した。


しかし、怪しいところは特に見当たらない。


「……気のせいなのかな?」


アルフォンスが首を傾げる。


するとシャロが言った。


「アルフォンス、いいこと。こういう時はね、絶対にないと思ったところを探してみるといいのよ」


「絶対にないと思ったところ……?」


アルフォンスは少し考えた。


「他に隠し場所って……あっ」


「どうしたの?」


「ホームポイントのところ。まだ隠れて探してない場所があるはず」


三人は再びホームポイントへ戻った。


アルフォンスは水の中を確認し、さらに草むらを手で掻き分けていく。


すると――。


壁に沿って伸びた蔦の奥に、何かが刻まれているのが見えた。


「これ……文章かな?」


蔦を取り除いてみると、そこにはこう書かれていた。


『旅人よ、世界の軸を正せ。

進むべき道を見失わぬために、

汝の持つ偽りなき道標を、

かの窪みに捧げよ』


アルフォンスは文章を読み終えると、迷うことなく腰のコンパスを取り出した。


そして壁に刻まれた小さな窪みへ、コンパスを嵌め込む。


カチッ。


その瞬間――。


「ゴゴゴゴゴ……」


背後から、何かが動く音が響いた。


「えっ?」


三人が振り返る。


音のする方へ向かうと、先ほどまで何もなかった壁に、一枚の扉が現れていた。


アルフォンスがシャロへ目配せする。


シャロは頷くと、扉の周囲を調べ始めた。


「……なんともないみたい。開けるわよ」


扉がゆっくりと開く。


その先には、小さな部屋があった。


そして部屋の中央には、一つの小箱が置かれている。


「小箱……?」


アルフォンスが近づくと、そのそばに一枚のメッセージが置かれていた。


『よくここまでたどり着いた。

抜け目がないのは冒険者として有能だよ。

褒美として、この小箱の中身を持っていくがいい。


君たちの先輩より』


「……こんなもの、あったんだね」


アルフォンスが驚いたように呟く。


「これは私も知らないわ」


シャロも少し驚いた様子だった。


「初心者ダンジョンって、いつも同じものじゃないの?」


アルフォンスの疑問に、サンドラが答える。


「このダンジョンはね、新しい冒険者が入るたびに形を変えるの」


「形を変える?」


「そう。だから、前に入った人が見つけた場所が、今回も同じ場所にあるとは限らないのよ」


サンドラは楽しそうに続けた。


「あ、でも今回はアルちゃんの冒険証で入ったから、仕掛けとかはもう固定されてるわ」


「じゃあ、この小箱も……」


「その人が必要な何かが入ってるって聞いてるわ」


アルフォンスは小箱を見つめた。


その表情には、期待と少しの不思議さが浮かんでいた。



箱を持ち帰った三人は、ギルドの受付へと向かった。


「お帰りなさい、アルフォンスさん」


「おかえり~、アルフォンス君」


モカとココアが、いつもの笑顔で迎えてくれる。


アルフォンスは今回の到達証明書と宝石、そして小箱を受付へ提出した。


「はい、確認が取れました」


モカが書類を確認し、にっこりと微笑む。


「今回も満点です」


「本当ですか?」


「はい。それにですね、持ち帰られた小箱についてですが……鑑定したところ、こんな結果が出ました」


そう言って、一枚の羊皮紙をアルフォンスへ見せる。


「えっ……魔法のインクとペン?」


そこには、魔法のインクとペンについての鑑定結果が書かれていた。


「濡れた場所にも書ける……それに、インクも尽きない?」


アルフォンスは驚いた。


「そんなもの、もらっていいんですか?」


「これは~、アルフォンス君が持って帰ってきた成果物だから、いいんだよぉ」


ココアが笑顔で答える。


「もし不要であれば、ギルドで買い取りますが?」


「いえ」


アルフォンスはペンを大切そうに見つめた。


「初めての成果物ですから。ちゃんと使います」


「えぇ、是非そうしてあげてください」


モカが優しく微笑む。


「道具も、その方が喜びますから」


「モカさん、ココアさん、ありがとう」


「「お疲れ様でした~」」


二人に見送られ、アルフォンスはサンドラとシャロのもとへ戻った。


「へぇ、よかったじゃない」


シャロが魔法のペンを見ながら言う。


「これでマップ、書き放題よ」


「うん。目一杯活用させてもらうよ」


アルフォンスは嬉しそうにペンを眺めた。


すると、シャロがふと思い出したようにサンドラを見る。


「そういえば今回、姐さんってついてきただけで、特に何もしなかったじゃない?」


「あら、気づいた?」


サンドラは笑った。


「それはねぇ、あたしは今回、アルちゃんじゃなくてシャロの評価者だったからよ」


「私の?」


「そう。シャロが新人のメンターを務められるかどうか」


サンドラは少しだけ真面目な顔になる。


「冒険者の進級試験みたいなものよ」


「へぇ……それで、どうだったのよ?」


シャロが尋ねる。


サンドラはにっこりと笑った。


「皆まで言わなくても、ちゃんとできてたわ」


そして親指を立てる。


「問題なし。そう報告しておくわ」


「……そっ」


シャロは少しだけ照れたように顔を背けた。


するとサンドラがパン、と手を叩く。


「それじゃあ、二人のクエスト達成を祝って、ご飯食べに行きましょう!」


「行こう! すぐに!」


シャロはアルフォンスの手を取ると、そのまま走り出した。


「えっ、シャロさん、ちょっと待って!」


慌てて引っ張られるアルフォンス。


その二人の後ろ姿を見ながら、サンドラは苦笑する。


そして、ゆっくりと二人の後を歩き始めた。


「……この子たちは、見てて飽きないわ」


楽しそうに走っていく二人を眺めながら、サンドラは小さく笑う。


「まだまだ、楽しくなりそうね」

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。


今回は今までで一番長いお話になりました。


アルフォンスにとって初めての本格的なダンジョン探索でしたが、戦うことよりも「どうすれば仲間が安全に帰ってこられるか」という視点を中心に描いてみました。


地図を描き、道を記録し、水場や薬草を見つけ、みんなが戻ってこられる場所を作る。


アルフォンスらしい冒険者としての成長を感じてもらえたら嬉しいです。


そして今回、シャロにも一つの成長がありました。


冒険者としてではなく、新しい冒険者を導く「教える側」としての成長です。


アルフォンスとシャロ。


これから二人がどんな関係になっていくのかも、楽しみにしていただければと思います。


最後に手に入れた「魔法のインクとペン」も、これからアルフォンスの冒険で活躍してくれる……かもしれません。


お帰りなさいと言える場所を、これからも一緒に見届けていただければ幸いです。


それでは旅人の皆様、

次の物語でお会いしましょう

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