表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
虚無の精霊使い~愚者と呼ばれた異端者は世界を支配する  作者: 誤インキャ様
帝国編 皇位継承編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

44/57

騎士団長の過去②

 団長は両手で鎖を引きちぎった。


 コキ、コキ


 首を鳴らしながら、剣を持ち、部下を一人、また一人、と殺していく。


 そして、俺の番になる。



「さようなら、悲劇の主人公ちゃーん」


 男は斬られた。


「くっ!!」


 そして、団長は別の目標に写る。

 まるで、そいつが獲物だったかのように


 そこには怯える長い黒髪の女性がいた。


「アリシア!! お願いします、助けてくだい」


 男は団長に必死に懇願する。


「そういや、あの時も同じように俺に懇願していたな」


 団長がいつも片目を隠している布を取る。

 そこには右目に大きな傷ができていた。


「分かったか? 俺はあの時からお前を絶望に落とす為の計画を練っていたのさ、あぁ、右目が疼く」


「お願いします、彼女だけは、」


 そして、団長は笑いながら。


「知るかよ、ボケが」


 男の大切な女性を殺した。


「ああ、ああああああああああ」


「お前が強かったらな、全員助けれたのにな」


「ごめんなさい、ごめんなさい」


 その時男は貫かれた彼女を見た、わずかに口が動いていた。


 頑張りなさい


 男は彼女の安い剣を取り、団長に切りかかる。


「殺す、殺す、殺してやる」


「あぁ、あの時の殺意、いいぞ、いい、実にいい」


 ガキン、ガキン、


 男は無意識だったのかもしれない、段々と男のスピードが上がり、武器の操作の仕方、扱いの精度が格段に上がっていく。


 そして、


 見事、団長の剣を弾いた。


 そして、


「帝国流剣術:我流切り」


 一閃、ただ、それだけで、団長の屋敷、そして、団長が切られた。


 男はそのまま気絶した。



 これは騎士団長の記憶なのか?


【これ私の能力の一つ】

 そこにはヴァニタスがいた。


【私も成長しているという事だよ】


「これはやっぱり、アイツの」


【これは剣の記憶、あの安い剣のね】


「やはり、そうか、だが、ヴァニタスの力ではないだろ?」


【うん、これは紅蓮の剣の精霊の力】



(あのクズ野郎、いや、騎士団長にそんな過去が、なるほど、だから、あの時、目を伏せて、辛そうな表情を見せたのか)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ