妹、超絶可愛すぎる扉、はぁはぁ、ラブラブ、チュー
「はぁ、はぁ......うっ!!?」
呼吸が荒くなり、呼吸困難になりそうになる。
震える手で黒い扉を閉めた
ガチャン
記憶を取り戻さなければ、彼と僕は両方とも消滅してしまう。
今にも消えそうな僕自身の体をみる。
先ほど見た時より体が消えかかっていた。
(こ、怖い、消えたくない、助けて、誰か......助けて)
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
口から空気を出す。
それを連続的に繰り返す。
その結果何が起こるのか、呼吸困難だった。
(い、息ができない)
僕は呼吸困難でそのまま倒れた。
意識が途切れそうになる。
(やっぱり、ダメだったんだ、僕なんて)
彼と交わした約束でさえ恐怖の前では無力だった
僕は薄れいく意識の中で必死に手を後ろに伸ばす。
しかし、そこに黒い扉はなかった。
(ど、どうして?)
僕はそのまま意識を手放なした。
眠っている意識の中で聞こえた。
「空坊や、どうしたの?」
綺麗な女性の声がする。
甘い香りがする
僕が目を覚め声の方向に目線をやる
そこには、見覚えのある女性の顔があった。
あのとき、赤ちゃんプレイしていた時に出てきた大人の女性だった。
「ば、ばぶー」(意訳:え、ええええええええええええ)
僕は慌てて女性から抜け出すようにするが抜け出せない。
「ば、ぶ?」(意訳:え、え?)
気づいた,僕の手が小さい
「ばぶ、ばぶばぶー」(意訳:ぼく、赤ちゃんになってるー)
女性はふふっと笑った
「ば、ばぶ」(どうしたんだろう?)
「ごめんなさい、笑ってしまって、その姿が可愛くてつい」
「戸惑っているわね、私はね、この、この、う、うん、はぁ」
彼女は諦めたような顔をし、決意を決めた。
「うん!!私はー、この扉のー、あ・る・じ、『この妹、超絶可愛すぎる扉、はぁ、はぁ、ラブラブ、チュー』の担当記憶、黒乃 五葉!!」
はぁはぁ、これで言いわけ?
彼女は見えない誰かに向かって、必死に叫んでいた。
なぜか、それで良しと聞こえたのは僕の気のせいだろう
気のせいであってくれ。
「これを言わないと、名前言えないし、姿も元に戻らないなんて、嫌だよ」
「ば、ばぶばぶ」(意訳:辛すぎる)
僕は彼女に同情したのだった。
そして、そこには先ほどの女性より少し幼い、少女がいたのだった。
トゥンク
僕はその姿を見て気持ちが高鳴ってしまった。




