入学式前
どうもbeginnerです。
皆様、小説を書いてると楽しいものですね
何でも良いので感想待ってます
ブー、ブーー
携帯の着信音が聞こえる
あれ、俺何してたんだっけ?俺は確か、妹にバットで殴られてそれから・・・・・・あ、気絶してたのか
「あれ、なんで殴られたんだっけ?」
ま、いいや、それより、今、何時だ、俺は寝ぼけながら机の上に置いていた時計を見る
時刻は8時、なんだ、まだ、8時か・・・・・・ん?8時だと、マジカ遅刻じゃねえか。
俺はそう思いながら、まだ、電話が鳴っていたので携帯を手に取り開くと妹からだった。
「もしもし、五葉か?」
「あ、繋がった、お兄ちゃん、そう、五葉だよ。もう、お兄ちゃん遅刻寸前だけど、どうするの?」
「どうするもこうするもこうなったのは誰のせいだよ、マジで、ま、でも、心配はするな、なんとかするから」
「今日、入学式始まるのは8時30分だからね、気をつけてきてね」
「分かった、じゃ切るぞ」
そう言いながら携帯の通話を切る。
それからは慌てて着替えや他の支度をして完了したのは8時15分、学園までは5キロある。
「マジでギリギリか?じゃ、やりますか」
体の中にある精霊の力(霊力)を身体中に張り巡らし俺は魔法を唱える。
「虚無魔法:無重力」
身体の重力を0にしたことにより、俺の体が宙に浮く。
だんだん浮いていき、学園が見える高度まで上昇した。
「よし、やるか・・・・・・解除!!」
解除したことにより、スカイダイビング中である。
ま、遅れたら遅れたらという事で良いか、そんな事をおもっていると、見えてきたあれがアベル精霊学園、大きい学園だな、あれ、校門閉まってるじゃないか、どうしよう・・・よし、アレを使うか。
同時刻、体育館にて
「お兄ちゃんまだかな、まだ来ないの」
私は今、お兄ちゃんを待っている。
お兄ちゃんを金棒で殴った後、我に帰り、何回も起こそうとしたのだがお兄ちゃんは起きなかった。
おんぶして行こうかと思ったのだけど重かったし、なので、何回も電話をしたのだが出なかった、だがやっとついさっき出たのだ。
「なんとかするって言ってたけど大丈夫かなぁ」
私の周りには200人ほどの生徒達でいっぱいだった。
何かざわついている。
「おい、あいつは、魔天使じゃねえか」
「嘘、あの顔についている黒色の天使マーク、本当なの?」
魔天使、皆んな誰のことを言っているのだろう。
顔に黒色の天使マーク、まるで、私みたい、けど、流石に違うよね、私はそれ以上気にしなくなった。
しばらくすると、「間に合ったーー」と言いながらお兄ちゃんがきた、だが、制服が汚すぎるのと頭にゲンコツした後があった。
お兄ちゃん何があったんだろう、私は気になって仕方がなかった。