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虚無の精霊使い~愚者と呼ばれた異端者は世界を支配する   作者: 誤インキャ様
序章

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入学式と突発的告白

どうも誤インキャ様です!!

応援・ブクマ・感想・★・応援、面白かったらつけていただけると、作者のモチベにつながります。

 この世には女神様がいるとするのならば。

 それは目の前にいる彼女の事を指すのだと。

 俺は思う。


 銀髪ツインドリル、誰もを魅了するであろう翡翠の瞳、艶やかな唇、モデル並のスタイルの良さ。


 ......なにより、人類の希望が詰まっているであろう二つのメロン......コホンッ


 ーーー最高に俺のタイプだ!!ーーー


「......あ、あの、俺と付き合ってください!!」


 気づいたら......俺は片膝をついて告白をしていた。

 しかも、青の薔薇束をもって。


(はっ!!?俺は何を?)


 もう遅い、会場に響き渡る声量で放った声は。

 告白された彼女の耳にも確かに届いていた。

 周りは突然の俺の行動に驚いている。


(いやいや、俺が一番驚いているが......)


 ーーー告白された彼女はというと放心状態だったーーー


 それはそうである、突然、初対面の男に告白されたのだから。


 それから、ハッと我に帰ったのか、彼女は。

 少し頬を赤らめながら、あたふたと俺に声をかけてきた。


「......キ、キミ? ボクのこと、からかってるの?」


 前屈みで俺の事を心配して見詰めている。


 やばいやばい、メロンがみえそう。

 誰だよこの服作ったやつ!!

 エロすぎだろ!!

 見えそうで見えない、これはえげつねえ。


「いいえ、女神様、私は、揶揄っておりません。 本気で好きです、付き合ってください!!」


 ドクン......ドクン


「なんという事だ、まさかのぼくっ子とは......あぁ、神よ、この出会いに感謝を」相手に聞こえない声で呟いた。


 ドクン......ドクン......ドクン


 やばい、胸の鼓動が抑えられない。


「やめてよお、ボクの事を女神様なんて......テレるよ//////」


 ドクン......ドクン......ドクン


 俺は心臓の鼓動が聞こえないように。

 俺は大きな声でお願いしますと彼女を見つめた。


 彼女は俺を見ないように視線をそらしたが、

 頬にさ赤みがさしているを見逃さなかった。


(......反応としては悪くないが......)


 ドクン......ドクン......ドクン


 ヨシヨシ

 押せばいけるか?


「あぁ、何をおっしゃいますか? 貴女様は世界神話に出てくる女神様と同じ銀髪ツインドリルに翡翠の瞳、私は感動しました。

 今後、女神様と呼ぶことをどうか許してほしい、私とお付き合いしてください」


「もう、ダメだからね?

 ボクこれでも、ここの学園長だし、名前だって女神様じゃないよ、ボクにはね、アルカナっていう名前があるんだから」


「これは失礼、私としたことが、女神様の名前はアルカナ様というんですね?

 貴女様にしか似合わない名前だ、それに素敵な響きです」


「////もう......あまりボクの事をからかわないで////」


「いいえ、揶揄っているのではございません。事実を言ってるだけですよ」


「////早く、早く席に戻ってよぉ~////」



 俺が告白してアルカナ様と会話して10分がたっていた。

 よし、そろそろいいか。


 まだ、もじもじしているアルカナ様に対して声をかける。


「分かりました。席に戻ります」


「......え?」


「どうしたんですか、もしかして期待してました?」


 俺は席に戻る中、アルカナ様の耳元に向かって。


 ーーー本当に可愛いですねーーー


「////////もう」


 ひゃぅ と声が聞けて俺は満足だ。


 あぁ、本当に可愛いな。


 俺はアルカナ様を揶揄いながら、自分の席を探すため辺りを見回していた。

 他の生徒は既に着席していた。

 時間がかかると思ったが案外時間はかからなかった。


「おーい、こっちだよ」と紫色の髪の毛の女の子が教えてくれたからだ。

 手にはスケッチブックを持っている。

 俺が言えることじゃないが、この状況でよく言えたなと思う。


 俺はその子のおかげで無事に辿り着けた......あれなんか、眠けが??


「......おにい......ちゃん!!」


(なんだ?)


 五葉の声が聞こえる、ゆさゆさと俺の体を揺らしてくる。


「お兄ちゃん、起きてよ」


「ん、どうした?? 五葉、そんな顔して?」


「お兄ちゃん、なかなか起きないから心配したんだよ??

 入学式が一応終わって、今からみんなで精霊の森に移動しようとしているところでお兄ちゃんが寝てたから、起こしにきたんだ」


「まじか、俺何時から寝てたんだ?」


「お兄ちゃん・・・まったく、もう、しっかりしてよね!!

 置いて行かれるとまずいから早くいくよ」


「おう!!悪かったよ、今行く」


 俺は移動しながら妹の話を聞いていた。


 妹の話を聞いて要約すると、

 1、入学式は一応無事に行われたらしい、途中でドンパチ騒ぎがあったみたいだが。

 2、入学式のテストがあり、内容は精霊召喚をすること、過去精霊召喚で失敗した奴はいないとのこと。

 3、精霊召喚を成功すれば無事入学できる。


 そもそもこの世界では産まれた瞬間に、精霊の祝福を受けることができる。

 精霊の祝福は完全ランダムであり、裏技として生まれる前に欲しい精霊に関する精霊アイテムを妊婦に装備させ、確率を上げる方法もあるくらいだ。

 まあ、大概、失敗するわけだが。


 そう思いながら妹と歩いていると、見えてきた。

 辺り一帯森なのだが、幻想的な塔がそびえている。


「ねえ、見えてきたよ、お兄ちゃん、あれが......」

「あぁ、あれが......精霊の森」


 妹と眺めながら歩いていると、


「そこのお前たち!! 早くこちらへ来なさい!!」


 声が聞こえた方を見てみると一人の女性が立っていた。

 俺はすぐさま彼女へと向かっていた。


「おねえさん、私と付き合ってくれませんか?」


「「・・・・は?」」


 妹と女性は絶句している。

 また、はじまったかと妹がジト目で、女性はくずを見るような目でこちらをみている。


「す、すみません!!バカ兄には言って聞かせるので、行くよバカ兄」


 俺は妹に耳を引っ張られながら集合場所に向かうのだが、

 あ、そうだ、聞かないと。


「あ、そうそう、返事はどうかな?」


「私、軽薄な男嫌いなので・・・それに貴方「いやいや、また振られてしまった、これで何回目だ」......もういいです、行きましょう、遅れているので」


「ごめん五葉、この人に聞きたいことあって、先行ってて」

「う、うん」



 俺は妹が肉眼で確認できなくなる距離まで行ったことを確認すると話を始めた。

 ポケットからコインを取り出し、バチンっ、バチンっと指ではじきながら。


「ねえねえ、少し聞いていいかな。あなたのお名前教えて」


「貴方みたいな年長のものに礼儀をわきまえていない人に教える名前などありません。それに「いんや、偽名の方じゃなくてさ、本当のあんたの名前」・・・やはりですか」



 バチンっ、バチンっ


「答えてやるよ、エアリス・ユグドラシル。指名手配中の異端精霊の会、NO、7の

 分かるよ、見ただけで、うまく擬態してるけど、俺には効かない」


「はぁ、まさか、こんなところで、ばれるとは......あの御方に叱られてしまう。

 やりますか、いまここで、仕留めますか」


 女性がいきなりバタンッと倒れた。


「いやいや、お前もう死んでるから、死人がしゃべんじゃねえよ」

「やれやれ、失礼なお人だぁ、黒乃 空さん?いきなり、殺しに来るなんて」


 知ってるよ、これくらいじゃ死ぬわけがない、あんたのスキルは魔物化だ。


(魔物化だろ、生物に対して魔物に変換できるという)


 現に今も頭を吹き飛ばしていたはずだが、ニョキニョキと頭が生えてきている。


(......気色悪、ま、いいや)


「今回はこれだけで済ましてやる、さっさと行くぞ。殺されたくなければな」


「私を見逃すというのですか?いい「俺はおまえをいつでも殺せるからな。」......分かりました。」


「あぁ、行くぞ」俺はエアリスと目的地に向かおうとした。


 しかし、エアリスが途中で止まった。


「ですが、一つだけ人生の先輩としてご忠告を。この世界は残酷なんです。力にはそれ相応の責任が伴うことを覚えていた方がいいでしょう。」


 















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