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虚無の精霊使い~愚者と呼ばれた異端者は世界を支配する   作者: 誤インキャ様
1章帝国編

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14/27

彼女と彼・・・そして、宿

ダーリン、遅くなったけど、私の名前はネロ。ただのネロだよ」


彼女が僕に上目遣いで目線を合わせてくる。


「「・・・・・・」」


彼女と僕はお互いに沈黙し、視線を交え微笑んだ。


(・・・・・・可憐だ)


身体の芯に一気に熱が帯びる、

周りのうるささが月見酒のようにいい塩梅をかもしだし、

二人の空間が展開されるのがわかる。


(・・・だめだ、もう我慢できない)


僕は彼女を連れ出すために彼女の手を取る。

彼女の手は僕の知る妹の手とは違い、ゴツゴツしていた、努力をしてきた女性の手だ

剣だこがたくさんある


(だめだ・・・こんなの見たら、余計に意識するじゃないかっ!!)


彼女も「あっ」っと驚いていたが、顔を紅潮させていたが、ぎゅっと握り返し、すんなりと受け入れてくれた。


俺たちはそのまま冒険者ギルドを後にし、街の人に宿屋の場所を聞いた。

彼女の手からの熱がまだ、伝わっている。

彼女の顔を歩きながらうかがう。


「ごめん、いきなり連れ出して」

「な、なんなのよっ!!もうっ!!」


俺は町の人に聞いた、≪安息の聖地≫という宿屋についた。

宿屋に入ると、一人の男が受付に立っていた。

時刻はもう遅かった為か、宿屋の食事の席には誰もいなかった。


「あの、マスター?ここに泊まれる宿はありますか?」


「・・・あんちゃん」


「・・・?」


ま、まさか、未成年だとだめなのか、そんな馬鹿な

煙草、お酒は20歳からと同じなのか?

彼は俺の顔をじっと見た後、隣にいたネロを見た後

ふっと笑い


「俺も、嫁さんと付き合っていたころ、この場所をよく利用したもんだ」



マスターの話を聞く限り、嫁さんと付き合っていたころにこの宿屋に何度も訪れ、最終的には元々、経営していた人が亡くなったため、あとを継いだそうだ。

何でも、帝国では一部では治安が悪く、時間帯も遅かった為、少し話を聞きたかったそうだが


「その様子を見るに聞く必要はねぇか」


マスターは俺たちを見た。


「楽しんで来いよ、ほらよ、205号室」


有難うございますといい彼女と共に205号室に入り、

寝巻に着替え

彼女をベットに押し倒す。


「ねぇ、私の事すき?」

「おれさ、悪いやつなんだ」


そういい、ネロの耳元に好きの理由を囁いた。


「・・・っ!!?」


彼女は驚きはしたがすぐに冷静になった


「・・・そっか」


酷く落胆したのだろう。

俺は彼女に問いかけた。。


「それでもいいの?」

「いいよ」


彼女は笑って答えた。




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