第59話 玲奈ちゃんたちと遊んだよ!
「玲奈ちゃん!!見てみてー!」
「ふふ、こはちゃん待ってー」
「2人とも置いてかないでよー」
「夏休みに会えるとなんだか不思議な感じだねー!!」
「学校でならいつでも会えるのに!!」
「そうだね」
「こうやって外で会うとワクワクするよね」
「桃花ちゃん!それだよー!!」
「よーーし!2人とも全力で遊ぼー!」
「遊ぶというよりショッピングなんだけどね」
「あはは!一緒だよ一緒!!」
「お買い物ー!!楽しいなー!」
「買い物も遊びの一環なんだね」
「でも楽しいのはわかる」
「まあ、終わったら遊ぶからね」
「こはちゃんが正しいわ」
「やったーー!!」
「2人とも早く早くーー!!」
「転ぶわよ、歩いていきましょ」
「うんうん、歩こう小春ちゃん」
「はーーい!!」
「じゃあみんなでおてて繋いでいこー!」
きゅっと手を握る。
ぶんぶんと振りながら歩く。
「もう、小学生じゃないんだから」
「ふふ、楽しいからいいよ」
⸻
いろんな店を見て回る。
笑って、話して、また笑う。
⸻
「うーーん!楽しかったー!」
ぎゅー
「ふふ、こはちゃんとお出かけできて楽しかったわ」
「うん!私も」
「まだ時間あるね?」
「どこか寄る??」
「そうね、カフェとかどうかしら?」
「素敵!いいと思うよ」
「わーい!!」
「カフェへレッツゴー!!」
⸻
「ふぁ!!美味しそう!!」
パンケーキを見て目を輝かせる。
「ここ人気なのよ」
「今日は空いてる方ね」
「高梨さんよく来るの?」
「彼氏とね」
「この間も一緒に来たわ」
「わあ!素敵!!」
「いいなぁ、運命の相手……」
「白石さん可愛いからすぐできそうだけどね」
「運命の相手ーー??」
「こはちゃんの周りにはいっぱいいるわね」
「ええ!?そんなに親友候補いたかなーー?」
「あーでも!」
「みんな大好きだし仲良しだよ!!」
「……親友、ね」
「こはちゃんらしいけれど」
「そうだね、こはちゃんらしい」
玲奈は軽く笑った。
⸻
「それにしても本当に仲良しだよね?」
「誰かと遊んだ??」
「れんれんと透ちゃんと遊んだよ!!」
「意外な2人だね」
「なんだか不思議な組み合わせかも」
「こはちゃん、宿題もしないとダメよ?」
「あははー!頑張るよ!!」
「石田君とか誘ってみようかなー?」
「なんだかんだ言って優しいもんね」
「小言は言いそうだけどね」
「確かにそうかも」
「でもでも!」
「やるならみんなとやりたいなー!」
「予定合わないから無理かー」
「まあ、みんな休みを満喫してるからね」
「ひよりちゃん、アメリカ行くって言ってたわ」
「ひよりんのおじいちゃんとおばあちゃんが住んでるんだってー!」
「ほんと、不思議な子だよね」
「まあ、ひよりんにはひよりんの事情があるんだよ!!」
「仲良くなったら教えてくれるかなー?」
「楽しみだなー」
「そうだね」
⸻
「そういえば、小春ちゃん」
「残りの2人とは遊ばないの?」
「残りの2人??」
「榊原君と成瀬君」
「あー!」
「そーちゃんとは今度お出かけするよ!」
「ひーくんとはフルート聴きに行く約束してる!」
「あとお祭りも!!」
「スケジュール埋まりすぎでしょ!?」
「よく私たちと遊べたね??」
「みんなと遊ぶ計画してるからね!!」
「カレンダーに書いてるの!!」
「誘われたのぜーんぶ行く予定!!」
「すごいけど……」
「こはちゃんの時間あるの?」
「絵は?」
「みんなと遊びながら描いてるよ!」
「嫌がられてないからいいかなーって!」
「小春ちゃんの絵、見てるだけでも楽しいもんね」
「工程見るのも好きだよ」
「確かにそうね」
「もしかしたら、こはちゃんの絵を見たくて誘ってたりして」
「あはは!」
「それならすっごく嬉しいな!!」
「みんなに気に入ってもらえる絵描きたい!!」
「うん!こはちゃんなら出来るわ!」
「私もそう思う!」
「たまには見せてね?」
「なんなら今見せるよー!!」
「見てみてー!」
⸻
「わあ……綺麗」
「これ、ひまわりだよね?」
「この間透ちゃんとお出かけした時のだよ!」
「……綺麗ね」
玲奈はそれだけ言って、微笑む。
⸻
「ありがとう玲奈ちゃん!桃花ちゃん!!」
「だーいすき!!」
ぎゅー
「あはは」
変わらない笑顔。
変わらない距離。
夏の空気の中で、
いつもの時間が流れていく。
貴重なお時間ありがとうございました!




