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2 出会い

 音楽団に入りたいヨルゴです!今日も俺は元気に、うちのお手伝いをしています!・・・テンション上げたけど無理だわ。

 

親父が口うるさくなった。煩いのは前からなんだけど、俺がバイオリンやピアノの練習してると知ってからもっと口煩くなった。ちょっと、仕事サボって練習してただけなのに・・・。

 

 「いてー、あの親父マジで殴りやがって。買い出しとか、自分で行けよ。」


俺は、ぼやきながら店の買い出しに出ていた。


ドン


「わっ」


「えっ」


イライラしすぎていて周りをよくみていなかったせいで、人にぶつかった。しかも、相手が俺より少し大きかったせいで尻餅までついてしまった。もう全部あもクソジジィのせいだ!



「大丈夫?」


親父への文句を頭の中で叫んでいると上から声が聞こえてきた。まぁ、俺が尻餅ついてるから相手を見上げているだけなんだが。


俺が黙っているとそいつは


「どっか痛い?打ち所悪かった?]


慌てたようにまくし立ててきた。これ以上黙っていると心配そうな声が聞こえてきた。


なので慌てて


「すいません」とあわてて顔を上げると、心配そうにこちらを見ているお人よしそうな奴がいた。


「こちらこそ、ごめんね。」そいつは微笑みながら、手を伸ばしてきた。

その流れがスマートで照れくさく感じながらも相手の手を取った。


立ち上がって改めて相手を確認すると、この町では見かけたことのないやつだった。


「いや、俺がよそ見してたのが悪いし・・・。この辺であんた見かけたことないんだけど旅行できたの?」


「旅行というよりは仕事で来たんだよ。」


相手は、柔らかい雰囲気がしていて第一印象と変わらず人がよさそうだ。親父と喧嘩した後だから彼としゃべると癒されそうだ。


「仕事? お前俺とそんなに歳変わんなそうなのに?」



「僕にはランペールって名前があるから、お前じゃなくてランペールって呼んでね。あと、僕これでも15だよ。仕事もするさ」


言い方が少しきつかったかなと考えていたが、相手は気にした風もなく答えてくれた。こいつ見た目通りにお人よしかも・・・。


「俺は、ヨルゴ。よろしく! この町に住んでるから詫びとして案内してやってもいいぞ」



これが僕とランペールの出会いだった。今思うとこの出会いは運命だったのかもしれないと思うほどあの頃はすべてが輝いて見えていた。




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