第55話、新しい国
クレア姉さんの結婚式と俺の婚約発表が終わり、俺が新しい国を興し国王になると聞いた貴族たちの家督を継げない2男以下の子供たちが士官する為に面会に押し寄せて来たのだ。
兵士も沢山来たが小さい国なので、俺はツバキがいるので軍隊は持つ気はないので全員断った。
だが、政治を行う文官がアン以外いないのが現状だ。
俺はチャンスなので面会に来た人の中にはいい人材がいるかも知れないと思い、鑑定魔法を使って面接をすることにした。
面接したのは100人以上で採用したのは50人で、優秀な3人は側近にした。
側近にした3人の名前とステータスは次の通りだ。
宰相候補、侯爵の2男
名前 デリック・アダムス
性別 男
年齢 23歳
レベル 75
忠誠心 90
適正 政治
スキル、
風魔法
財務大臣候補 伯爵の3男
名前 ディン・エイミス
性別 男
年齢 21歳
レベル 70
忠誠心 85
適正 文官
スキル、
水魔法
教育大臣候補 伯爵の2女
名前 オードリ・コネリー
性別 女
年齢 21歳
レベル 70
忠誠心 90
適正 文官
スキル、
水魔法
今までの側近のベンは農業大臣に、バスは建設大臣にアンには部下を与えて筆頭秘書官にして3人には平民では不味いので姓を与えて子爵にするつもりだ。
領地に帰ると、主な代表者を集めてボルトン男爵領が独立して新しい国になると発表すると、あり得ない事なので驚き次に歓声が上がり喜んでいた。
国の名前はボルトン王国にして王都の名前は俺の前世の故郷のコウベ(神戸)にして勿論、初代国王には俺が就いた。
俺に付いて来た新しい側近のデリックとディンにオードリーは俺の屋敷が始めて見る日本の城なので珍しいので驚いていた。
この際なので側近たちには俺がこの世界と違う文明の進んだ世界の記憶を持っている事を話しておいた。
デリックは前世の記憶を持っている人は知っているが異世界の記憶を持っているのは初めてだと言っていた。
3人は独身なので空いている部屋は沢山あるので俺の屋敷に住まわせたが、結婚したなら新しい住まいを建てて上げる事にした。
側近を集めて初めての会議を開き、子爵にして姓をあげてアン・ベネット、ベン・ベケット、バス・ベーコン、警備隊長のチャドは子爵は父上より上になるので男爵で良いと言い、チャド・ブレア男爵にした。
俺の目標は何度も言うがこの世界の食料不足を改善する事なので農業に一番力を入れるが、それが終わったなら工業にも力を注ぎ、前世の知識を使って国を豊かにするつもりだ。
その為には知識を持った人材が必要なので人材を育てる教育が必要なので義務教育を始めて今から人材を育てる事にした。
会議では皆に役職を発表して、宰相に デリック・アダムスを指名して。
「宰相として国民の意見を良く聞いてこの国を纏めて良い国にしてくれ。最初にどんな住民が住んでいるのか分からないので公平に税金を納められる住民台帳を作らせてくれ」
「私が宰相なのですか? 期待にそえるように誠心誠意尽くします。早速住民台帳を作らせます」
「財務大臣にはディン・エイミスだ。お金は無駄使いをしないで国民の為に使いなさい。それと不正をする者は厳罰に対処しなさい」
「はい。新参者の私を財務大臣にしていただきありがとうございます。この国を発展させるために頑張ります。不正をする者は許さず発見したなら厳罰に処分します」
「教育大臣にはオードリ・コネリーだ。この国の半分は読み書き、計算が出来ないので学校を作り、6歳から15歳までの子供は無償で義務教育を行うのでその準備をしなさい」
「ありがとうございます。私も子供が教育を受けられないので教育を受ける機会がないので義務教育は良い事だと思います。全力で取り組みます」
「アンとベンにバスは今まで通り頑張ってくれ。皆も分からない事があったなら何でも聞いてくれ」
こうして王国としての第一歩を踏み出したのだ。
果たして政治の経験のない俺が国王になったが、国を豊かに出来るか不安はあるが前世の知識を使えば何とかなるだろう。




