第43話、奴隷商人を捕まえる
隷商人が4組に分かれて姿を消したと聞いて俺は知恵比べだと思い、無い知恵を絞り鷲魔獣のゴロウを呼び出し。
「ゴロウ空から奴隷商人たちを探してくれ」
「任せてください。直ぐに探し出して見せます」
ゴロウが探し出しに行くと俺が。
「ジャンナ学園長、奴隷商人たちを囮のエルフ族の女性を使って誘き出せば良いのではありませんか」
ツバキが何故か喜んで。
「エルフ族の女性を旅人にして街道を歩かせれば奴隷商人たちは喜んで出てくるだろう。勿論、私もその中に入り女性たちを守るので安心しなさい」
ジャンナ学園長も悪乗りして。
「婆も見た目は若く見えるので誘い出す旅人になるぞ」
ガルーダがボソッと小さな声で。
「全くいい年をして、年寄りの冷や水にならなければいいが・・・・」
と言ったがジャンナ学園長には聞こえなかったが、俺には聞こえていたのだ。
作戦をレックス教皇に言うと。
「ワッハッハッハー! 面白い。早速協力者を募ろう」
集まったのは思ったより多く、100人以上いたが、多すぎると警戒されるので抽選で30人にした。
俺もツバキに強引に女装させられ一緒に連れていかれたのは、恥ずかしいので内緒にしてくれ。
ゴロウが偵察から戻り、道路が二股に分かれる前の道を外れた森の中にいると聞いて急いで旅人に扮したエルフ族を送り出し、ゴロウが空から見張っていた。
30分もしない内に森の中から盗賊に扮した奴隷商人たちが現れたのだ。
ゴーレムのロボコンが長い金棒で空からゴロウがモグラのノウちゃんが奴隷商人たちを倒し始め、俺が久しぶりに魔法指輪で火の炎と魔法剣で奴隷商人たちを倒しているとツバキがドラゴンの姿になり。
「無駄な抵抗をするな。ブレスで焼き殺すが良いか」
まさか伝説のドラゴンが現れると思っていなかった奴隷商人たちは腰を抜かし武器を捨てて地面に平伏して。
「命だけはお助け下さい」
と泣いて許しを請っていたのだ。
勿論、許すはずもなく、全員縄で縛ってエルフ族の集落に連れて行った。
その後、奴隷商人たちはボロニァ帝国にどのくらいのエルフ族や獣人族の奴隷がいるのか取り調べを受けて、二度とお日様を拝む事はなく処刑されたみたいだ。
後で知ったが奴隷商人たちはボロニァ帝国の3人の3大商人で、エルフ族の奴隷は主に性奴隷の500人くらいで、獣人族の奴隷は兵士奴隷の1万人以上がいるらしい。
ボロニァ帝国の3人の3大商人が処刑されたのでこれからは奴隷狩が減るのでエルフ族から感謝された。
その後、1週間サウンド聖国に滞在して農業事情を見て回ったがエルフ族以外は肉を食べているがエルフ族は肉を食べないらしいのだ。
訳を聞くと昔からの習慣らしいので、魔獣の肉があるので体力をつける為に食べるように言っておいたがどうなる事やら。
大豆にはタンパク質が多く含まれているので肉を食べないエルフ族に最適なので、大豆の種を渡し栽培方法を教えておいた。
次は獣人族の集落に行こうとしてサウンド聖国での最後の日にエルフ族の老婆が来て。
「これはアマリア女神様の使徒様に世話になったお礼じゃ。受け取ってくれんか。此れはどんな病にも効く生命の樹に500年ぶりに実った実じゃ。」
老婆に渡されたのは前世の銀杏の実に似た物でどんな病にも効くと言われたのでお礼を言い。
「ありがとう。喜んで頂きます」
後でジャンナ学園長が知って自分も年寄りなのに。
「あの婆―! 隠していたな。それは間違いなく500年前に実った生命の樹の果物の実じゃ。大事にしなさい。最愛の人が病にかかった時に食べさせれば良いだろう」
折角なので俺はハンカチに包んで空間カバンの中に大事にしまっておいた。
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