表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

24/34

第24話、学園生活10、ダンジョン



 2学期に入り実技の授業が始まった。


 実技の授業は、剣と魔法の授業は1日置きに交互に行われ剣の授業はモーリス教官、魔法の授業はジャンナ学園長が指導する。


 だが教官は見守るだけで班ごとに稽古をして余りに酷い時は指導する。


 僕たちは相談してまず体力作りして、剣の授業は基本の素振りを、魔法の授業は使える魔法を撃ち続けて魔力を増やすことに重点をおいて訓練することにした。


 他の班は最初から班員同士が戦っていて僕たちの訓練を見て馬鹿にしているみたいだ。


 だが素振りを千回もしていると剣を振る速さが速くなりモーリス教官が。


「基本を大事にすれば剣を振る速度が上がるので良い考えだ」


 ジャンナ学園長は他の班には注意と指導をするが、僕の班には何も言ってこないのだ。


 2学期の終わりに近づいて課題のダンジョンで倒す魔獣を発表され。


 倒す魔獣は角ウサギ魔獣で4匹を倒す事と言われた。


 発表されてからは僕たちの班も実際に稽古用の刃を潰した剣を使い、実戦的な稽古に切り替えた。


 いよいよ明日はダンジョンに入る日で僕とクリスは入った事があるが、アネットとブリアナは初めてなので緊張しているみたいだ。


 当日は王国の騎士団ももしもの場合に備えて護衛についている。


 1階と2階は通り過ぎて3階に降りると、やはり角ウサギ魔獣がいた。


 先頭にいた班が角ウサギ魔獣に剣で向かって行ったが角で刺されて慌てて逃げていた。


 ダンジョンには1カ月行くのでその間に角ウサギ魔獣を4匹倒せば良いので焦らず倒す事にした。


 だが、驚く事にアネットが1日目に火魔法で角ウサギ魔獣を倒してしまい、驚いていると胸を張って。


「どう、私もやるときはやるでしょう」


 僕はアネットの火魔法の威力が以前よりも上がっているので。


「もしかしたら魔力を増やす訓練をしたのか? 」


「ウッフフ、実はマリュウスが教えた魔力を増やす訓練を毎晩していたのよ」


 クリスが。


「本当か? 僕はマリュウスから教えてもらったのに毎日はしなかったのでこれからは毎日するよ」


 ブリアナが膨れて。


「マリュウス、私には教えなかったでしょう。えこひいきだわ。私にも教えなさいよ」


「ゴメン、忘れていたよ」


 それから遅まきながらブリアナにも魔力を増やす方法を教えておいたのだ。


 角ウサギ魔獣は何時でも簡単に倒せるので前世の孫と読んだラノベ小説の知識を使ってクリスとアネットには火魔法、ブリアナには水魔法の使い方を教えている。


 僕の教え方が良いのか、それとも3人が呑み込みが良いのか、1週間もするとクリスとアネットは火の玉だけでなく火炎放射器の炎のような高温の炎を出せるようになり、ブリアナは水魔法で氷の槍を作れるようになったのだ。


 僕が魔法剣でブリアナが氷の槍でクリスが高温の炎で角ウサギ魔獣を倒し1番早く課題を達成した。


 2年生は狼魔獣、3年生は猪魔獣が課題で上級生は倒すのに苦労しているそうだ。


 特に3年生は課題を達成しないと卒業出来ないので必死だ。


 1カ月が過ぎダンジョンで実技試験は終わったがEクラスの班は半分の班が課題を達成できず留年になったみたいだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ