第16話、学園生活2、王宮で
王宮の玄関の馬車止めに馬車を止めると、中年の男性が進み出て。
「アーロン・ボルトン男爵様、お待ちしておりました。ご案内いたします」
中年の男性は執事みたいで、後を付いて行くと王宮の玄関は広く豪華なシャンデリアがあり、歴代の国王と思われる肖像画が飾られている。
廊下には絵画や鎧が飾られていて廊下にも豪華なシャンデリアがあり、僕たちは3階の応接間に通された。
応接間にはクレア姉さんがいたので驚いた。
クレア姉さんの横にはブレント王子様とアネット王女様がいた。
まさかクレア姉さんが王宮にいるとは思わず驚いている。
そう言えばクレア姉さんは王宮で王妃教育を受けているので王宮にいてもおかしくはないが・・・・・・。
そのクレア姉さんが。
「お父様、マリュウス久し振り。又、一段と大きく逞しくなったわね。見違えたわ」
僕は同じ年齢の人より大きく、身長は175cmで、筋肉質で細く見えるが体重は70kgくらいあるので逞しく見えたのだろう。
クレア姉さんは元々綺麗だったが一段と綺麗になっていたのは、女性は恋をすると綺麗になると言うが本当だと思った。
僕は礼儀なので先にブレント王子様とアネット王女様に。
「ブレント様お久しぶりです。その節は色々教えて頂きありがとうございました。アネット様お久しぶりです。お元気でしたか」
以前会った時は10歳で13歳になったアネットさんは胸の膨らみも出て女らしい身体になっていた。
そんなアネットさんが頬を赤くして。
「お久しぶりです。クレア様が言う通りマリュウスさんは男らしく逞しくなりましたね。見違えましたわ」
ブレント王子様も同じことを言い。
「クレアが言う通りマリュウスは逞しくなったな。とても13歳にはみえないな」
直ぐに中年の口髭を蓄えた貫禄のある男性と綺麗な中年の女性が部屋に来て父上が。
「陛下、王妃様、御無沙汰しております。今回王宮に呼ばれたのはどういう訳ですか? マリュウスお二人がクリフォード陛下とレスリー王妃様だ。挨拶をしなさい」
まさか国王と王妃に会うなんて思っても見なく緊張したが中身は99歳の経験を生かして。
「初めてお目にかかります。ボルトン男爵家の長男のマリュウスと申します。これからよろしくお願いいたします」
クリフォード陛下が。
「体格も良いが、挨拶も余を前にして堂々として13歳と思われんな。子供たちから聞いたが料理の天才らしいな。今日呼んだのは他でもないマリュウスの作る料理を食べて見たかったからだ」
全く、 僕の作る料理を食べたい為に呼んだだと、・・・・ふざけんな! と啖呵を切りたいが相手は国王なので。
「分かりました。調理場と食材を見せて頂けますか」
アネットさんが。
「お父様、マリュウスさんは長旅で疲れているのに料理は明日にして今日は休ませてあげたらどうですか」
疲れていたのでアネットさんのお陰で料理は明日になり助かった。
後で父上から聞いたが。陛下が父上を呼んだのはボロニァ帝国に備えて王国軍の要職に就けるためだったらしい。
勿論、父上は領地とボロニァ帝国が近く領地を離れられないと言い断ったらしい。
父上は陛下と学園の同級生で母上と王妃様も同級生で親友で今でも手紙のやり取りをしているらしい。
僕の料理を食べたいと言ったのはブレント王子様とアネットさんが僕の料理を褒めていたので食べてみようと思ったみたいだ。
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