第17話、学園生活3、入学試験
次の日、調理室で食材を見ると流石に量は多いが食材の種類は男爵領より少なく前世の料理で作れるのは限られている。
食材の中には初めて見るゴボウに似た赤い物があり、聞くと辛みを出すときに使うと言われ食べてみると香辛料で、その香辛料を使ってカレー味の唐揚げとシチュー、黒芋のポテトサラダ、デザートはプリンを作った。
見ていた王宮の料理長がカレーの唐揚げを試食して、初めての味で美味しいので作り方を教えてくれと言われてレシピを書いて渡しておいた。
王宮の食材もやはり量はあるが種類が少なく魚が食べられていないのが気になった。
僕の作った夕食を食べた王族は絶賛してまた是非食べさせてくれと言っていたが、僕は王宮に雇われた料理人ではないので気が向いたなら作ってあげる事にした。
レスリー王妃様が多分僕の作る料理を食べたい下心が丸見えで王宮に住んで 学園に通う事を進めたが、王宮は堅苦しいのでやはり寮に入ることにしたのだ。
その前に入学試験に合格しなければいけない。
筆記試験は思った通り簡単で合格し、明日は問題の剣術と魔法の実技試験だ。
受験の間は王宮に泊まるので、与えられた部屋でどんな魔獣を召喚出来るのかステータスを見てみると。
名前 マリュウス・ボルトン
アマリア女神の加護持ち。
性別 男
年齢13歳
レベル 65
魔力量 70
スキル
召喚魔法、
魔力量の多さで召喚出来る物が変わる。
魔力量61~80 上級
魔力量81~100 最上級
召喚可能なもの。
作物
トマト、キュウリ、ナス、キャベツ、カボチャ、大根
道具、武器
鍬、スコップ、鎌、小型耕運機、空間カバン、魔法剣(どんな物でも斬れる)
魔獣
スライム、モグラ魔獣、鷲魔獣、ゴーレム
レベルが上がり、魔力量が増えて道具だけでなく武器も召喚出来るみたいで、どんなものでも斬れる魔法剣と空間カバンを召喚して見た。
空間カバンは20cm四方の大きさでベルトがついいているので腰に付けられる。
色んな物を入れてみたが、テーブル、寝具、ソファ、全部入り、出そうと思えば出て来てどのくらい入るか分からないがまさか無限ではあるまい。
魔法剣はどんなものでも斬れるらしいので使うのが楽しみだ。
召喚出来る魔獣にゴーレムがいたので、テラスに出て召喚して見た。
出て来たのは体長2mくらいの岩で出来たゴーレムで名ずけのセンスのない僕が名前をロボコンと付けると体長が3mの金属のゴーレムになって金棒を持っているではないか。
召喚した魔獣は全部、僕と念話で意志の疎通が出来、命令には絶対服従するので安心だ。
受験生は学科試験を合格したのは200人で不合格者は20人いたが何故あんな簡単な問題が出来なかったのか分からない。
午前は実技試験の剣術で元騎士団の教官と受験生が持ち時間15分で戦う。
殆どの受験生は5分以内で倒され、アネットさんは粘り8分くらいで倒されてしまった。
最後に戦った僕は15分教官と戦い、時間切れで引き分けた。
午後から魔法の試験で試験官はエルフ族のとんがり帽子をかぶった女性だ。
50m先に1m四方の的がありその的に魔法を撃つのだが、火魔法の火の玉、水魔法の水を放つが的には届かないのが殆どで、最後の方の5人が的に届いたが壊すには至らなかった。
アネットさんは僕の前に火の玉を放って的を少し焼いて終わった。
僕が試験官に。
「僕は5大魔法を使えず召喚魔法を使うのですがどうすれば良いのですか? 」
「ほうー、召喚魔法か珍しいな。使い魔を召喚出来るなら召喚した使い魔に的を壊させれば良いじゃろ」
試験官の女性は若く見えるが、エルフ族なので何歳か分からない。
言葉使いからどうやら年寄りみたいだ。
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