表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

14/40

第14話、少年時代10、クレア姉さんが婚約する



 ブレント王子様とアネット王女様が帰っていつもの生活に戻ったが、ブレント王子様から聞いた大陸の様子はためになった。


 話によるとこの大陸にはサンビア王国の他に、アマリア女神の聖地のあるサウンド聖国と人間族主義で他の種族を差別して奴隷にしているボロニァ帝国があり、サウンド聖国は平和主義だがボロニァ帝国は大陸の制覇を狙っているらしいのだ。


 僕は第二次大戦を経験しているが、戦争は悲惨で親戚や知り合いが戦争で亡くなった。


 願わくば、戦争が起こらない事を願っている。




 僕は12歳になり、もうすぐクレア姉さんが王立学園を卒業して帰って来るので楽しみだ。


 だが、夜の食事の後、父上が話があると言い。


「クレアから手紙が届いた。内容はクレアが婚約するらしい。相手はブレント・サンビア第1王子だ」


 この世界の貴族は生まれて直ぐに婚約するのも珍しくなく、15歳で成人して直ぐに結婚する人もいるが、僕が驚いていると母上が。


「王族と結婚出来るのは伯爵以上の貴族と決まっているのに我が家は男爵なので無理なのではありませんか? 」


「俺も断りたいのだが、ブレント王子がどうしてもと言い、陛下がクレアを公爵の養女にして結婚させると言っているのだ。王命なので断る事は出来んのだ」


 僕がクレア姉さんがどう思っているのか気になり。


「クレア姉さんの気持ちはどうなのですか? 」


「クレアもブレント王子と結婚したいと言っている」


 クレア姉さんが、次の国王のブレント王子様と結婚すれば、次の王妃でまさかそんなことになるとは驚き過ぎて腰が抜ける程だ。


 結局、父上は承諾してキィウ王都の王宮に行き、公爵家の養女の手続きをすることになったのだ。


 クレア姉さんが公爵家の養女になればもう一緒に暮らす事は無くなるので僕は寂しくなる。


 でもいずれクレア姉さんは結婚して家を出て行くので、それが早まっただけで幸せになる事を願うだけだ。


 僕は留守番で、父上と母上はキィウ王都に行ってクレア姉さんの養父母になる公爵と会い正式な覚書を取り交わし、その後、国王とブレント王子と会いクレア姉さんの婚約を受け入れて婚約が内定する。


 クレア姉さんは1年間王妃教育を受けた後に、正式に婚約発表をするらしい。


 僕も来年は王立学園に入学するのでクレア姉さんに会う時もあるのでその時を楽しみにしている。



 今は父上が渡してくれた参考書で王立学園の入学試験に向けて勉強をしている。


 試験は一般常識、歴史、算数、国語、魔法と剣術の実技だが、試験問題を見ると、前世の小学生高学年レベルの問題で余りにもやさしいので驚いた。


 此の世界では読み書きや計算が出来ない人も多いので仕方ないのかもしれない。


 問題は魔法と剣術の実技だが受験生の実力が分からないので心配だ。



 父上と母上が帰って来たが、クレア姉さんが養女になったので寂しそうだ。


 僕が王立学園に入学したならば3年間はいなくなるので両親はもっと寂しくなるかもしれない。


 僕も前世で子供が結婚して家を出た時は、夫婦2人になり寂しくなったのを思い出した。


読んでいただきありがとうございました。

★印を押して評価していただけると励みになるので宜しくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ