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第100話『魔導ショーケースの開発』
店舗の内装工事が進む中、啓太は王都最高の魔導技師を招き、コンビニの要となる「特注設備」の開発に打ち込んでいた。
「なぁ店長、冷やす魔法陣と温める魔法陣を、一つの棚に組み込むなんて無茶だぞ……?」
困惑する魔導技師に対し、啓太は熱意を込めて構造図を説明した。
「火の魔導石と氷の魔導石の波長を遮断する『耐熱魔導ガラス』を使えば可能です! 売り場の右側はアツアツの肉まんとフライドチキン、左側は冷たい氷晶パフェとジュース……これを一台の棚で実現したいんです!」
元コンビニ店長としてのゆずれないこだわり。手軽に、最高の状態で商品を提供するための情熱が、頑固な魔導技師の心を動かした。
「……ハッ、面白い! 冒険者が考えることじゃねぇが、職人魂に火がついたぜ! やってやろうじゃねぇか!」
数日後、試行錯誤の末に完成したのは、オレンジとブルーの温冷光が美しく店内を彩る、世界に一つだけの『魔導ショーケース』だった。
「すごい……! 本当に温かいものと冷たいものが一緒に並んでるよ!」
シルフィが感嘆の声を上げる。
「フフ……これで準備は整った。次は、店舗の看板掲げとオープン告知だ!」
100話を迎え、物語はいよいよ最終章――『異世界1号店』のグランドオープンへ向けて大きく動き出すのだった!




