↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
133/143

絶体絶命の救い

「う、ぐぅぅ!」

「オマエラハココデコロス。コロスコロスコロスコロスコロス!」


放たれる魔弾。いつもの鈴ならば簡単によけられるスピードだが、負傷していて敵が5人もいるとなると厳しい。

魔弾は鈴に直撃する。倒れた鈴にまた一発。またそこを一発。

繰り返されるその無情な攻撃は、終わりを迎えることはない。


ドン!ドン!


「ぐ……ふ……誰……け……」


ズドドドドド!


巨大な魔弾が鈴を襲う。

しかも何十連続も。


「サア、クルシミナガラシンデイケ」


影が槍を構える。

その槍はやけに細長く、一撃では人を倒すことは不可能だろう。

何故こんな槍を?

それはもう分かり切ったことだろう。

影は刺す。槍を腕に、足に、背中に。

全身が血にまみれた鈴は、もう何も話すことができない。

さて、次は頭だ。そう影が言おうとした時だった。


「鈴!!」


大きな叫び声が聞こえた。

影はそれに気がつき、後ろを振り返る。

そう。カリン・イースこと私と、ナトだった。



「オマエハタシカ【カリン・イース】サキニコロス」

「殺されてたまるもんか!ナト、鈴にポーションで回復を!私はこいつらをできる限り惹きつける!」

「了解!死ぬな!」


目で大丈夫だと言うと、私は魔法を放つ。


「よくも……絶対に許さない!【ライトニングスパーク・ZERO】」


これはカリンがついこの間生み出したライトニングスパークの改良版だ。

全体に対する攻撃、そしてもう一つは……


「ワレワレヲタオスコトナドデキン!」

「どうかな?」


向かってくる影たちに対して、指を鳴らして私はこう宣告する。


「もう遅いよ。君達は状態異常の【元素帰還】にかかった」


パチ。

その音と共に、叫び声をあげながら影たちがボール状に変形していく。

やがてそれは少しずつ小さくなっていき……消えた。


「新しい【魔法効果(・・・・)】はどうだったかな?使える最大魔力の6割を消費しちゃうからあんまりつかないんだけどね」


私はそう言って、仲間の元へと駆け寄っていった。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。