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小学生6人は異世界で最強になって日々騒乱を起こして騒がしく生活をしておりました Secondstory

「ぐ………はぁ……はぁ……っつ!?」

「…………………………………………遅い」


ここは、第2の世界。

「パラレルワールド」という言葉を聞いたことがあるだろうか。それが正しくここだ。

「パラレルワールド」とは、一つの世界があるとき、別の次元がたくさんある。その中で、例えばAさんが死ぬと、別次元のAさんも死ぬというものだ。はっきり言うと、繋がっていないようで繋がっているのだ。

しかし、ここは普通のパラレルワールドではない。

だって、ここにいるのは魔王城から来たTRPGの真のメンバー(ここでは物語に出てくる者)なのだから。

この小さな浮島にいるのはカリン達とその他のTRPG仲間計6人と、全身が黒の6人のカリン達の姿を持った者だ。

戦闘力はカリンは影とあまり戦力差が開いていないが、他のメンバー達の戦闘力は歴然、影の方が圧倒的に勝っている。

どうしてこんなことになったかは覚えていない。

茶会を開いていると、突如として転移魔法陣が辺りを覆った。避ける暇もなくここへと連れてこられたのだ。


「……影……とでも呼んでおくけど……何がしたいわけ?」


強制転移が終わった後に姿を見せた「影」に、早速カリンは声をかける。


「……ソノシツモンニハコタエラレナイ。タダ、ココデオマエタチガゼンインシネバ、イマトキガトマッテイルオマエタチガイタセカイノオマエタチノホンタイモシヌ。ルールハカンタンダ。ココニイルオレタチロクニンヲゼンインタオセバオワリダ。オマエタチノダレカヒトリガイキノコッテサエイテ、オレタチヲコロシタトシテモ、モトノセカイノオマエタチニキガイハナイ」


片言のロボットのような言葉を影は繰り返す。

そして、始める……と言うと、一斉に襲いかかってきたのだ。


ーそしてここに戻るー

現在2時間程度激戦を繰り広げているが、全員が大なり小なりの傷を負っている。

しかし、1人でもやられれば、ただでさえ対応が追いついていないところに影が行き、だんだんと数が減っていってしまう。どうしてもやられるわけにはいかないのだ。


「っく……!?っつ……ぐぅぅぅ……が、は……」


アルが一瞬油断をした隙に、蹴りを腹に喰らう。

そのままアルは、後ろに大きく吹き飛ばされ、落ちても大丈夫かわからない小島の外に落ちてしまうところだった。今の攻撃はかなり効いたようだ。


「っく……斬撃が……重い!?カリン!このままじゃまずい!指示を!」


影は一人一人をコピーしたうえに、改良されて何者かに創造されている。だから、自分達の能力を上回っている。


「う……そうね。とりあえ……危な!全員小山の方角に!しんがりはやるから急いで!」

「ぐ……剣が持ちそうにない……これはまずい!」


全員急いで東の方角の小山に向かう。それを影はぴったり張り付いて追跡してくる。

しばらく全員が全力で走り、追跡をどうにか振った。


「はぁ……はぁ……はぁ……鈴……全員に回復魔法を。私は探査系魔法と罠魔法(トラップ)を仕掛けてくるから。気をつけて」

「………何なんだ。あいつら強すぎる。タコは最強のはずなのに……」

「ぐ……うう!蹴られたところが……痛い……動けそうにない……」


その後カリンが戻ってきたので、しばらく休むことにした。

カリンはゴーレムなどを大量に生成して構えている。

生活魔法【インスタントホーム】で仮の家らしきものを作り、中で休んでいたその時……

天井が大きな音を立てて二つに分かれた。


「!?探査系魔法とあのゴーレムをどうやってここに……」

「やばい!全員、さっき言った通りに!死にたくなければ逃げるぞ!」


カリンは天井を見た。

目はないはずなのに、影がニヤリと笑った気がした。


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