マカワの軍部日記 2
「マカワ!おい、どこだぁぁ!」
「なんだよヂィラ、朝から騒々しいぞ。いいか、日曜の朝くらいのんびりと……」
「お前はいつものんびりしているだけだろ!……っじゃなくて、お前、ちょっと何してんだよ!なんだよこの異様な莫大な請求金額は!」
「あぁ、それツケ。タリミア商店街のあの串焼き、それに……ピザだったか?あれ最高にウメェんだよなー」
「んなもん知るか!とりあえず順に説明をしろ!」
……此処、魔王城軍事部では、魔王直下のマカワとヂィラが住んでいる。軍人の者にアンケートを実施すると、「元気が一番」「騒がしくない時を見たことがない」「あの二人がコンビを組めばお笑いでは確実に優勝可能」などの話をよく聞く。
「いや、だからな。私街の警備に行く、私お腹減るから串食べる……何かおかしいことでもありますかな?」
「ありすぎだわ!なんでお前警備中に食べ歩きしてんだ!!」
「ちなみに全部領収書はヂィラって名前で通してある」
「おい!これ全部俺が払うってことじゃねぇか!」
流石マカワ、こういうところだけは抜かりがない。
ちなみに主であるカリンは、「まぁ、2人で仲良くやってるようだしいいんじゃないの?」ということを言っているのだが、ヂィラは満更でもないと思っているようだ。
「なら、もういい!マカワ、クイズで勝負だ!」
「あぁ、やってやろう!今回も前回と同じルールだな!?」
「あぁ、そうだ!まずはおまえからだ!」
まさかのクイズ対決第2回開戦である。
前回のクイズ対決では、マカワがよくわからない呪文集の中のことを、ヂィラは名前が長すぎる剣の名前をだした。
「いくぞ!魔王カリン様のオリジナルスペル、ライトニングスパークはお前に防げるか、防げないか!」
「防げるはずないだろ!!」
「ブブー。正解はそんなことする前にゴミにされて圧縮されてバーンでポーンだ!」
「おい!それなんだ!それはなんの表現だ!」
………だからなんだこの会話は。
「じゃぁ、次は俺だ!ピサロ様の全属性攻撃はお前に防げるか!?」
「防げるはずないだろ!」
「は、だからお前は馬鹿なんだよ。どちゃっとなってバーンでブララララーイだ!」
「わかるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
魔王軍軍部、ここはいつも通り平和だ。




