最後の切り札
カリンはゴクリと喉を鳴らした。
先ほどルークより、勇者を発見したという念話が入った。どうやら私を待つかのようにこちらを見ているらしい。
私は一つだけ手に入れていたアイテム世界級アイテムを無限の鞄の中に入れる。
そして、転移魔法を使って、急いでルークの元へと向かう。
「ラクラ、勇者が現れたらしい。危険なのでここで待機に変更。皆、頼んだよ」
先ほどルークから、念話が届いた。内容はこうだ。「勇者を発見した。彼女はこちらをじっと見つめているかのように。多分お前を待ち構えている。カリン。勝負の時だ。お前が負ければ、全てが終わる」
その時はこう思った。そんな責任なんて負えない……と。
でも、諦められない。負けるわけにはいかない。今私が手にとっているのは、世界に7つしかない、最高クラスのアイテム。その名も世界級アイテム•休暇の閃光。このアイテムは、敵のHPが5%以下まで減らした時に真の効果を発揮する。事前に選択しておいた相手がのHPが5%以下になると、閃光が放たれる。それは敵を絶対に気絶させる効果がある。そしてもう一つアイテムを無限の鞄の中に放り込む。そのアイテムの名前は伝説級
•目覚めの閃光。このアイテムは、敵が無抵抗な時に使用することができる。混乱などの精神系効果を全て消し去ることが出来るのだ。前一度戦った時にステータスをちらっと見たのだが、そこには支配系魔法の表示があった。おそらく神にやられたのであろう。
つまりは、優香のHPを5%まで下げる。そこにすかさず目覚めの閃光を使用する。そして今頃戦っているだろう邪神と五人の神の戦いが終われば、全てが終わる。
「皆、言ってくるね」
「……………………」
そして私は、転移魔法を使って、急いでルークの元へと向かう。
遂に次回、最後の勇者と魔王の戦いが始まります!!!!!




