反撃
「ダークスパークダブルス!」
「いちっにぃっさんっ……よんっ!」
はっきり言うと、2人がきてからは圧倒的だった。特に鈴。神官と見せかけながら、自分の周囲に寄ってきた敵を殴り倒していく。音で表現するとバキッいや、ボキバキボキッ……が、ぁぁぁぁぁ。恐ろしい……
「さぁて、これでもまだやるのかな?私はまだいいけど」
「ストレス発散みたいな感じで言うなよ!!」
「う、うわぁぁぁぁぁ!に、逃げろっ逃げろっ!た、退却!!!!!」
「逃がさない!!!!!殺しはしないから!下手に逃げられて回復されるのは面倒だから……ね!魔力拡大、エリアロープ」
私はとっさに再使用冷却時間が終わった行動阻害系魔法を使う。
しかしこれで捕らえられたのはここにいる1000人程度。他の敵は逃げて行ってしまった。もうあれはどうしようもない。残る5000万の敵なのだが、それは仮拠点らしき物を作り、防衛戦を繰り広げているらしい。
「あ、そうそう。2人共ありがとう。あそこで2人が来なかったら、ここは突破されてたよー。一回城に戻ろうか」
「そだねー。私達はあっちをだいぶ片ずけてきたんだけど。まだ少し残ってる」
「奴らモンスターは知能を付けて、避難地域を襲ってたらしいんだ。自衛隊のヘリで脱出した人もいたらしいんだけど、モンスターの中に、電波受信を邪魔する能力を持ってる奴もいたみたいで、四国外に逃げられた人は全体のたった5%らしい」
しかしながら、まだ助けられる範囲で良かった。世界全体とか、まず無理。あとは空を飛べるモンスターや、海を泳げるモンスターがいなかった事が幸いしたようだ。中国地方と近畿地方に渡る橋は、まだモンスターに見つかっていなかったようで良かった。あと少ししたら見つかっていたのかもしれなかったが。
「まぁとりあえず無事でよかった。あと、これから私はルークの所に行かなくちゃならない。なんかミスを起こしたらしくって。あと30分もすれば出ていくつもりだよ。ラクラを連れて行こうと思ってるから、守備よろしく」
「あいよーどうせあれだ、ルークのことだから簡単な罠にはまったんだと思うぜ」
「私もそれに同意。あの人自分に酔ってるから」
「あ、確かにそれはあるかも」
そんなこんなで、ピンチはあったが、主城防衛をなんとか成功させることができた。
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