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金的の音  作者: 凜古風


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03 高校生ソフトボール

「『ドスッ』って音だった」


彼は腰をトントンしていた。

コレをやると袋の中でタマタマが揺れるから痛みが和らぐんだよな。


「臨時のキャッチャーを頼まれた女子ソフトボールを甘く見てたんだ。面はあってもファウルカップなんて無いし」


野球とかソフトボールで、キャッチャーと言えば、アレに違いない。


「投手のボールのバウンドなら、まだいいんだよ……女子とはいえ、ホームラン打てるスラッガーの娘が、チップして、バウンドして、下から上に突き刺さるボールで……ごめん、もう無理」


外野を超えるパワースイングのバットが、ボールの上部をかすった結果、もの凄い勢いで地面にぶつかって跳ね上がった先に、急所があったのか……それは、痛そうだ。


聞いてる私の股間まで、震え上がった。


「ふぅ。戻ってきた……それでね、俺は気を失ったんだけど、ボールの打ち身だから、エアーサロンパスとコールドスプレーを、服の上からタップリかけられて……ごめん、また無理」


恐怖に震え上がって、話がとまる。

いや、そりゃ、男子のタマタマの状態を確認するワケにもいかないから、服の上ってのはわかるけどさ……しみる。嗚呼、沁みる、コワイ。


しかもタップリって、おおぅ。

潰れなかったのが幸いだ。タバスコとかハッカ油も、やめてください。

キャッチャーやるなら、お面大事だし、ファイルカップも大切。

めんたま、きんたま、守りましょ。

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