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母さんと父さんは帰ってきたんだ。でもユウだけがいないんだ。二人が帰ってきた時は、ユウがいないよって知らせようとしたんだ。だけど二人が戻ってきてくれたことが嬉しくて、もうずっと会っていなかったから、尻尾がちぎれるくらい振っていたら、ユウが帰ってきていないことを教えてあげるのを忘れたんだ。また思い出して、帰ってきていないことを教えてあげるんだ。だけど母さんも父さんも全然気づかないみたい。いつもみたいに散歩に連れて行ってくれて、ご飯をくれた。「お座り」も「伏せ」も「待て」もした。そして「お手」も2回したんだ。僕は偉いからね、すぐ覚えたんだ。そしたら今日は、「待て」が少なかったんだ。僕はすぐにご飯を食べれたよ。今日の父さんは優しい。でもご飯に夢中で、父さんが家に入っていくのに気がつかなかった。いつの間にか父さんがいなくて、家の中から母さんと父さんの声が聞こえてた。でもユウの声がしないんだ。「待て」がずっと長いんだ。いや、「だめ」だったかな。もう忘れちゃった。ユウのことが少し恋しくなってきたけど、父さんと母さんがいっぱいおでかけに連れて行ってくれるんだ。車に乗って、病院じゃないところにも行ったんだ。そこは、広いところで、いつもリードをして散歩をするのに、この時はリードがないんだ。でも囲まれていて、外に出られないんだ。最初は小さい奴らみんなに威嚇されるから少し怖かったんだ。だけど、今度は大きい奴らに馬鹿にされて怖くなったんだ。何度も出たいって行ってみたけど、全然わかってくれなくて、一生懸命逃げたんだ。あそこはもう行かないでいい。たまに父さんでも母さんでもない人がおやつを持ってくるんだ。とっても美味しいおやつで、今まで食べたことがないくらいなんだ。その人はきっと父さんと母さんと仲がいいんだ。きっと兄弟だ。いっぱいくれるからもう待てなんてしてられなくて、一気に平らげてしまうけど、最後に少しなでなでして、「バイバイ」っていうんだ。ユウがいなくなってからどのくらい経ったのかもう忘れたけれど、まだ僕の古屋はユウの匂いが少しする。すごく安心するんだ。早く帰ってこないかな。きっといっぱい遊んでくれるよ。そして兄妹にもあってほしいな。ユウがこんなに遊んでくれるんだって教えてあげなきゃ!きっと喜んでくれる。


僕、今夜はすごく苦しいんだ。間違えて古屋にロープをひっかけてしまった。どうしても取れなくて、鳴いてみようと思ったんだけど、声が出なかったんだ。ずっと首が締め付けられているみたいだった。ずっとこのままなのかなって少し怖くなった。少しずつ眠たくなってきて、そしたらね、ユウが見えたんだ。僕のことをなでなでしてくれてるユウがいたんだ。そこにね。でもね、僕すぐに眠ってしまったんだ。

もう一度会いたいな、ユウに

遊んで!

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