大人少女
あれから私はいろいろ考えた。
何故レイヨウに転生してしまったのだろう。
この世界に転生した意味は何なのだろう。
しかも日本人大人女性から
ファンタジーな異世界の美少女?に。
うん。考えれば考えるほど、分からない。
だが!?せっかく異世界に来たのだ!
いろいろな場所に行ってみよう!
いろんな事をしてみよう!
前世は結構我慢して生きてきたと思う。
行動制限があった。
だから、出張のない
部署を選んだのもそのせいだ。
しかし、突然出張になりあの湖にたどり着いた。
考えれば考えるほど分からない。
―――――――――――――――――――――
バッカス公国はドラリエル大陸東部に位置する
公国だ。
公国といえども、大陸随一の影響力を誇る。
何故随一なのか?
それは
バッカス公国民の半分以上が加護力を多かれ少かれ持っているからだ。
加護力とは大陸に広がる瘴気溜まりを消失させる力であり、魔物はこの瘴気溜まりから発生してしまう。
魔力持ちの人は魔物討伐は出来るが、
加護力持ちではないと瘴気溜まりを消失する事が出来ない。とういう事だ。
なので、バッカス公国民、そしてその絶大なる加護力持ちのバッカス公家の影響力は随一といえる。
しかし、加護力は発生しすぎると
体内暴走を起こし命をも落とす
危険を持ち合わせる。
それゆえ、発生量を間違えてはならない。
私の両親もこの体内暴走によって命を落とした。
両親の場合はわざと体内暴走を起こし最大値の
加護力を発生させたのだろう。
公国を守る為、
瘴気溜まりの核となっていた
飛竜に向かって行ったのだ。
その時、私は金色の光に包まれていたと
聞いている。
「レイヨウ公女様!何故このような場所に?」
「おっ…気づかれてしまった!」
私はどうしても気になって気になって
仕方がなく、ある場所を訪れていた。
『だって自分の加護力の量知りたいんだもん!』
※ドラリエル大陸は
東部 バッカス公国
西部 ザヒド王国
南部 ヒペリカム帝国
北部 ノーベレン共和国
この4カ国で形成されている。
ありがとうございました!




