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あまりにどストレートな問いに、ネリキリも言葉に詰まる。
「どうしてって、そりゃオマエ……」
しょうがないから、代わりにテツヤが説明する。
「さっきも言ったッスけど、バクチは胴元が一番儲かるッス。だからそういう非合法な団体がよく資金源にしてるッス」
「そうなのですね」
「けど、ネリキリさんみたいな素人が勝手に賭場を開いたら、その分だけ自分たちの賭場に入ってくる客の金が減ることになるッス」
「小遣い稼ぎくらいならバレんと思ったんだ」
それを聞いて、ハギも納得した様子。
「ずいぶん詳しいんですのね、テツヤさん」
「そりゃ、オイラも同業者みたいなもんスから」
一方、カヌレもようやくテツヤたちの存在を認識。
「おう、誰かと思ったら夕べの兄ちゃんたちじゃねえか。こんないい宿泊まる金があるなら、もっともらっとけばよかったなあ」
「……」
無言で拳を握るハギ。とっさにテツヤが(あ、これヤバいヤツッス)って察した直後。




