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「ペリン商会はこの町で一番デカい組織だ。集金に来るのがあんなのでも、逆らうと厄介なことになる」
「それであんな生きて動くタイプのクソにまでお金を払っているのですね」
ネリキリの説明に、なるほどとうなずくハギ。すると中年男が、こっちに気付いた模様。
「あーっ、アイツです。あのジジイが賭場を仕切ってました!」
指さす先、つまりテツヤたちの方を従業員もカヌレも手下のゴブリンもいっせいに振り向く。ロビーの視線を3人で独占。
「マズい、見つかった」
「こうなったら全員焼き払いましょう。それで万事解決ですわ」
「何一つ解決してねえッス!」
テツヤがツッコんでる間にも、カヌレは偉い人へ詰め寄る。
「オウ、どう落とし前つけてくれるんだ、アァン?」
「いやあのその、アイツは今この場でクビにしますので、どうかご勘弁を。はは」
「いきなりクビにされた!?」
辺りがすっかりとっ散らかってる中で、ハギがふと疑問を口にする。
「そもそも、どうして賭場を開いてはいけませんの?」




