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「そのカヌレってヤツは、ペリンのとこの若い衆だな」
「ペリン?」
頭上にピコーンとクエスチョンマークを浮かべるテツヤを見て、ネリキリは「そこからか」ってつぶやく。
「ペリン商会は、このロボトムの町を仕切ってる一番大きい勢力だ。商会なんて名乗っちゃいるが、実際は賭場の開帳や密造酒・盗品の売買、他にも町の店からみかじめ料を集めたり、カネになることなら何でもやるクソみてえな連中だ」
「みかじめ料?」
今度はハギの頭上にクエスチョンマーク。テツヤが代わりに説明する。
「店に迷惑な客が来たりしてトラブルになった時に助けてくれる代わりに、毎月とか定期的に金を取るんス」
「便利ではありませんか」
「けど実際には、そんなトラブルめったにねえッス。だからどこの店もホントは払いたくないんスけど、払わないとそいつらが店に嫌がらせして営業できなくするんス」
テツヤの説明を聞いて、ハギは何やら考えてる様子。そしておもむろに顔を上げた。




