47/350
#47
「しょせん人間風情の作った紙幣など、エルフの技術力を使えば簡単に偽造できますわ。模写に半年ほどかかりましたけれど」
「全然簡単じゃねえッス」
とはいえ、この世界の通貨を全く持ってないテツヤに文句を言う権利はナッシング。
部屋に届けられた夕食も済むと、さっさと寝る流れになった。
「ダブルベッドッスか……。オイラ床で寝てもいいッスよ?」
テツヤが気を遣って言うと、ハギはそれほど気にしてない様子。
「両端で寝れば大丈夫でしょう。テツヤさんだって、ワタクシにエロいことなさるつもりはありませんでしょう?」
「そりゃもちろんッス」
テツヤはロリコンじゃないので、幼女体型のハギには一切欲情しない。
けど、テツヤの答えにハギは不満そう。




