48/350
#48
「そんなに即答されると、ワタクシに女としての魅力がないみたいですわ」
「いや、そんなことないッスよ? ハギさんは魅力超あるッス。激エロッス」
慌ててフォローするテツヤに、ハギはサッと身を引く。
「ずっとそんな目でワタクシを見ていらしたの? この変態! エロマシーン! エロス国務長官!」
「じゃあどう答えりゃいいんスか? あと最後のは意味わかんねえッス!」
互いに叫びまくった挙句、ぜーぜーと荒い息をつく2人。何の競技だ。
「……とりあえず、もう寝ましょう」
「そうするッス」
ベッドの端に入ろうとするテツヤを、ハギが制する。
「あ、寝る前にあの机をドアの前に動かしましょう。手伝いなさい」
指さす先は木でできた書き物机で、見るからに重そう。
「いや、オイラ1人でやれるッスけど、なんでッスか?」
「理由は朝起きてから話します」




