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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 12 霧とグールと火炎放射
200/350

#200

「何ッスかこれ」

 テツヤは尋ねながら、小瓶の1つを手に取る。中には何やら液体が入ってる。

「聖水ですう。アンデッドに効果があるんですよお」

「ふうん」

 ハギも小瓶を手に取って、フタを開ける。

「えい」

「はわわわわあっ!?」

 いきなりフィナンシェに向かって瓶の中身をぶちまけたハギ。

 ギリギリのところでかわしたものの、ちょっとだけかかったのか、髪が焦げて自然界にない色の煙が出てる。

「ななな何するんですかあ?」

「ふむ、それだけ脅えるということは、本物のようですわね」

 平然と言い放つ。そりゃゴーストだってアンデッドの一種かもしれないけど。

「私で試さないでくださいいいい!」

 ハギとフィナンシェが愉快なトークをしてる一方で、テツヤはラスクに告げる。

「ネリキリとユベシを頼むッス」

「ああ、任せとけ」

 ラスクは2人を連れて寝室に向かおうとする。

「え、どゆこと?」

 ユベシの問いに、ラスクは即答。

「オマエらは俺が責任持って守ってやる」

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