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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 12 霧とグールと火炎放射
201/350

#201

「待ってくれよ、オレも戦うって!」

 一方的に別室へ連れて行かれようとしてたユベシが、テツヤに反発する。

「ダメだ。オメーは部屋にいろ」

「なんでだよ! オレだってギルドの一員だろ? 自分だけ安全なとこで守られてるなんてやだよ!」

「いや、そう言われるとワシの立場がないんだが」

 守られる気マンマンだったネリキリがツッコむけど、まあそこはどうでもいい。

「もしオイラたちが全滅したら、オメーらが逃げてでもギルドを継がなきゃならねえ。残る側だって大事な役目なんだ」

「兄ちゃん……」

 いつになく厳しいテツヤの口調に、ユベシもそれ以上反論できない。

 と、そこでテツヤの後頭部をハギが小瓶で一撃。

「うぎゃ」

「全滅だなんて、縁起でもないことを言わないでくださいまし」

「兄ちゃん頭から血が出てる……」

 グールと戦う前に、あやうくテツヤがアンデッドになりかけた。

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