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「アンデッドってアレッスか、ゾンビとかそっち系の」
「どっち系だかわかりませんけれど、ゾンビは確かにアンデッドですわ」
テツヤとハギが話してるところに、代わりに戸締まりをしてきたフィナンシェも加わる。
「この辺りでは屍食鬼が多いんですよう」
「それゾンビとどう違うんスか」
テツヤはゲームの知識くらいしかないから、せいぜい色と経験値が違う程度にしか思ってない。
「ゾンビはただ徘徊してるだけですけどお、グールは死体とか生きてる人とかを食べちゃうんですよお」
脅かしてるつもりなのか、フィナンシェは両手を前に出して迫ってくるけど、元々ゴーストなんだからむしろそのポーズは正しい。
「まあ多いといっても大軍で襲ってくるワケではありませんから、ちゃんと戸締まりをしておけば問題ありませんわ」
なんてことを言ってるところへ、ユベシが駆けこんできた。
「大変だ大変だ」
「オメーまだ起きてたのか」
テツヤが立ち上がって叱ろうとするけど、ユベシは「それどころじゃねーよ」って制止する。
「家の外に、グールみたいなのがいっぱいいるんだよ」




