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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 11 骨と薬とマネーゲーム
181/350

#181

「オイラもルール知らないんスけど、どういう勝負なんスか?」

「ワタクシが人間の賭博なんて知っているはずないでしょう」

 テツヤたちの会話が聞こえたのか、ラスクがカードを手に取ってテーブルに広げる。

「ルールは簡単だ。ここには1から10までの数字が書かれたカードが1枚ずつある。これを2人で1枚ずつ引いて、数の大きい方が勝ち」

「……それ、面白いんスか?」

 それだけ聞いたら、ただの運ゲーにしか思えない。

「引いたカードを見てから、親→子の順で勝負するか下りるかを選べるんだ。例えば1を引いたら、絶対に勝てないから下りるしかない。つまり親が勝負してきたら、少なくともそいつのカードは2以上ってことになる」

「なるほど、そこで戦略が出てくるんスね」

 そしてテツヤが思ったのはもう1つ。

(サイコロよりも、イカサマがしにくそうッス)

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