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「オイラもルール知らないんスけど、どういう勝負なんスか?」
「ワタクシが人間の賭博なんて知っているはずないでしょう」
テツヤたちの会話が聞こえたのか、ラスクがカードを手に取ってテーブルに広げる。
「ルールは簡単だ。ここには1から10までの数字が書かれたカードが1枚ずつある。これを2人で1枚ずつ引いて、数の大きい方が勝ち」
「……それ、面白いんスか?」
それだけ聞いたら、ただの運ゲーにしか思えない。
「引いたカードを見てから、親→子の順で勝負するか下りるかを選べるんだ。例えば1を引いたら、絶対に勝てないから下りるしかない。つまり親が勝負してきたら、少なくともそいつのカードは2以上ってことになる」
「なるほど、そこで戦略が出てくるんスね」
そしてテツヤが思ったのはもう1つ。
(サイコロよりも、イカサマがしにくそうッス)




