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#180
夜もだいぶ更けてきて、このまま初日は終わるかって思ったところで。
「おう、何だか面白そうなことやってるじゃねえか」
フラッと入ってきたのはカヌレ。
「……」
無言でイスから立ち上がるテツヤたちを、カヌレが制する。
「オイオイ落ち着けよ。俺は客だぜ?」
「……」
確かにペリン商会のヤツだとしても、客として来てる限りは追い返したり殺したりもできない。
そんなことをしたら、他の客が来なくなる。
「これは、普通に襲撃してくるよりイヤッスね」
「バカはバカなりに考えてきましたわね」
ヒソヒソささやき合う2人をよそに、カヌレはどっかり席に座りこむ。
「……サイコロでいいかい?」
ネリキリが尋ねると、カヌレは首を横に振る。
「そんなガキの遊びみてえなのよりも、そっちにしようぜ」
カヌレが指さしたのは、ネリキリがテーブルの端に置いてたカードの束。
(トランプみたいなもんスかね)




