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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 11 骨と薬とマネーゲーム
180/350

#180

 夜もだいぶ更けてきて、このまま初日は終わるかって思ったところで。

「おう、何だか面白そうなことやってるじゃねえか」

 フラッと入ってきたのはカヌレ。

「……」

 無言でイスから立ち上がるテツヤたちを、カヌレが制する。

「オイオイ落ち着けよ。俺は客だぜ?」

「……」

 確かにペリン商会のヤツだとしても、客として来てる限りは追い返したり殺したりもできない。

 そんなことをしたら、他の客が来なくなる。

「これは、普通に襲撃してくるよりイヤッスね」

「バカはバカなりに考えてきましたわね」

 ヒソヒソささやき合う2人をよそに、カヌレはどっかり席に座りこむ。

「……サイコロでいいかい?」

 ネリキリが尋ねると、カヌレは首を横に振る。

「そんなガキの遊びみてえなのよりも、そっちにしようぜ」

 カヌレが指さしたのは、ネリキリがテーブルの端に置いてたカードの束。

(トランプみたいなもんスかね)

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