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「まあフィナンシェだって、別にユベシにムラムラしてるワケではありませんから、そこまで心配なさらなくても大丈夫でしてよ」
「ホントッスか?」
「ええ、まあ」
ハギも、フィナンシェがムラムラしてるのはテツヤとユベシの関係性だって正直に言うワケにもいかないから言葉を濁す。
「……それにしてもヒマッスね」
「拍子抜けするくらい襲撃がないですわね」
宿屋でやってた頃から、基本的に賭場で仕事をする時はディーラーのネリキリと警備するラスクの2人態勢。
なのにテツヤたちがわざわざ出てきたのは、初日を見届けたかったのもあるけど、メインの目的は警察やペリン商会の襲撃に備えること。
「知らないっていうことはありえまして?」
「そりゃこっちから教えたりはしねえッスけど、連中も情報網はあるはずッスからねえ」
あるとしたら、こっちの規模が小さすぎて相手にならないと判断したってことか。




