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#169
「まあ貴方が保釈されようが処刑されようが、ワタクシの知ったことではありませんけれど、何か用ですの?」
いくらカヌレでも、何の用もないのに見かけただけで声をかけてくるほどヒマとは思えない。
「当たりめーだろテメー! 元はといえば、俺が逮捕されたのはオメーらのせいじゃねーか!」
「いやどう考えても自業自得ッスよ……」
ダイナマイトを体に巻いて宿屋に特攻すれば、そりゃ逮捕されて当然だ。
けどカヌレにそんな正論を言ったところで、受け入れるはずがナッシング。
「うるせー! この落とし前はキッチリつけてもらうからな!」
「あーもう、面倒ですからここで殺してしまいましょうか」
何度ボコられても力量の差を理解できないカヌレに、ハギのイライラは高まる一方。
「いやハギさん、手荒なマネはダメッスよ?」
ただでさえハギの機嫌が悪いのに、これ以上刺激するのはマズい。
と、そこにユベシが割って入る。
「兄ちゃん、姉さん、ここはオレにやらせてくれねえか?」




