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#168
「ゴチャゴチャ言ってねえでカネ払いやがれ!」
「ヒイイイ払います払います!」
「店に火ィつけられてえのかオラー!」
「どうかご勘弁をー!」
ユベシが店に乗りこんで怒鳴り散らせば、どこの店主も面白いようにカネを払ってくれる。
「うん、朝より声が出てるな」
「えへへ、練習の成果だね」
テツヤに褒められてご機嫌のユベシ。それと対称的に、ハギの機嫌は悪くなる一方。
「……」
「ど、どうかしたッスかハギさん!?」
「いいえ、何でもないですわよ」
「ぜってえ何かある時の言い方ッス!」
なぜかガンを飛ばしてくるハギに、すっかり困惑モードのテツヤ。
どんどんおかしな空気になってきたところで、背後から声。
「おいオメーら」
テツヤたちが振り向くと、そこにいたのはカヌレ。
「あら貴方、クリーズに逮捕されて、そのまま処刑されたんじゃありませんの?」
「されてねーよ! 親分が保釈金出してくれたんだよ!」
確かに逃げてきたにしては堂々としすぎてる。どうやら本人の言う通り、ちゃんと保釈された模様。




