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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 10 壺とシャウトとエリートコース
166/350

#166

「そんな顔するくらいなら、テツヤさんに直接言えばいいのにい」

「言うって、何をですの?」

 キョトンとするハギの耳元に、フィナンシェが上から(物理)口を寄せる。

「もっと私も構ってーって」

「はあ!? 何をほざいてやがりますの、このクソゴーストは? あんまりふざけたことぬかしていると、壁に穴ぶち開けて直射日光を浴びせてやりますわよ?」

「やめてくれ、修理が大変だ」

 ラスクのまっとうなツッコミもあって、その場はいったんノーサイド。

 食事を終えてさっそく出かけようとするテツヤwithユベシに、ハギが声をかける。

「あの」

「あれ、どうしたッスかハギさん」

「……」

 勢いで声をかけちゃったもんだから、その後の展開はノープラン。

(ど、どうしましょう)

 フィナンシェが言ってたみたいに、私も構ってなんてこと言えるはずがナッシング。

 短時間で脳をフル回転させて、やっと絞り出した言葉は。

「……今日の回収は、ワタクシも同行いたします」

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