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#166
「そんな顔するくらいなら、テツヤさんに直接言えばいいのにい」
「言うって、何をですの?」
キョトンとするハギの耳元に、フィナンシェが上から(物理)口を寄せる。
「もっと私も構ってーって」
「はあ!? 何をほざいてやがりますの、このクソゴーストは? あんまりふざけたことぬかしていると、壁に穴ぶち開けて直射日光を浴びせてやりますわよ?」
「やめてくれ、修理が大変だ」
ラスクのまっとうなツッコミもあって、その場はいったんノーサイド。
食事を終えてさっそく出かけようとするテツヤwithユベシに、ハギが声をかける。
「あの」
「あれ、どうしたッスかハギさん」
「……」
勢いで声をかけちゃったもんだから、その後の展開はノープラン。
(ど、どうしましょう)
フィナンシェが言ってたみたいに、私も構ってなんてこと言えるはずがナッシング。
短時間で脳をフル回転させて、やっと絞り出した言葉は。
「……今日の回収は、ワタクシも同行いたします」




