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「同じクラスにいた連中が便所でタバコ吸ってた時に、オイラは入口で見張りをさせられてたんス」
テツヤの説明を聞いても、他の連中はポカーン。
「どうして隠れてタバコを吸う必要がありますの?」
「あ、そこからッスか」
そもそも20歳未満は吸っちゃいけないとか、見つかったら退学とか、異世界ではそんなルール通用しない。中途半端に元の世界とカブる要素もあるから、テツヤもすっかり忘れてた。
「そしたら先公に見つかって、みんな窓から逃げてる間にオイラだけ捕まって退学にされたッス」
「でもテツヤは吸ってねえんだろ?」
「まあそうなんスけど。そもそもオイラ、タバコ苦手ッスし」
「苦手多いな」
ラスクのツッコミに、ハギもうなずく。
「要するに、テツヤさんがいらっしゃった元の世界というのは理不尽なところなんですわね」
「そうだな」
「理不尽ですう」
うなずき合うハギたち。テツヤから見たら、攻撃魔法でオークを虐殺しようとするエルフや死体を森に捨てるゴーストの方がよっぽど理不尽なんだけど。




