151/350
#151
「仲間、だって?」
尋ねるラスクに、ユベシは「うん」って即答。
「でもオメー、そのグミ一家とやらはどうするんだ」
「あんなとこどうでもいいよ。兄ちゃんたちに比べたら、雑魚ばっかりだ」
「そりゃそうでしょうけど……」
ハギも困ってる様子。
「どうします?」
「まあ人手は多いに越したことはないし――」
とりあえず受け入れる方向でまとまりかけたその時。
「ダメだ」
テツヤがまさかの拒否。
「え?」
ハギが驚いたのは、いつも何か決める時には他の誰かに意見を求めるテツヤが、独断で答えるのはかなりレアなケースだから。
「テツヤ、アンタのことだから理由もなしに断ることはねえんだろうが……」
「どんな組織だろうと、1度入ったら親子も同じッス。それを勝手に見捨てて、おまけに雑魚呼ばわりするようなヤツ、信用できるワケねえッス」
「……」
みんな黙りこむ。テツヤの言い分に対して、言われたユベシでさえ反論できない。




